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観音堂建立について

仏像造像700年記念

観音堂建立について

 東円寺には文保元年(1317年)「丹後国住人 運慶法印曾孫石見静存」と言う仏師により造られた、村指定重要文化財の聖観音像があります。

 忍草浅間神社には、三体の御神像があります。この三神像は、国指定重要文化財に指定されています。

 聖観音像と、三神像は同じ仏師により造られました。幕末までは、浅間神社の境内の観音堂(庁屋)に安置されていましたが、明治の神仏分離により、聖観音像は東円寺に遷座され、観音堂は社務所に変わってしまいました。以来、140余年間、聖観音様のお堂がありませんでした。

 この度、2017年には、聖観音像造像700年にあたりますので、記念事業として観音堂の再建を発願し、2022年(令和4年)11月3日に落慶を迎えました。

~観音堂落慶法要~

令和4年 11月3日(木) 東圓寺観音堂落慶法要挙行

晴天に恵まれ、稚児行列も華やかに無事盛大に挙行致しました。

皆様のお近くで観音様の御加護がありますよう
日々御祈りしております。

また11月より毎月18日は14時より
観音堂内にて観音様の御供養を行います。
皆様の来寺を心よりお待ちしております。

観音堂は八角堂です

2022-11-25
 東圓寺の観音堂建立には10年の歳月がかかりました。今思い返しますと、短いとは言えない10年という歳月が必要だったと感じております。発願した当初は、八角堂にするという案はありませんでした。お堂の場所さえもはっきりしたことはありませんでした。お堂に対する熱い思いだけが先行していたように思います。700年という想像することが出来ない悠久の時を過ごしてこられた仏様が、今ここに存在すること。その存在の意味を、お参りいただくそれぞれの感性で感じていただき、お徳をいただき、安らぎを感じていただきたいという一念でした。その思いは、観音様に通じていたように思います。

 観音様にとって10年という歳月は、1年くらいなのかもしれません。今観音様のお声が聞こえるとすれば、「慌てなくていいよ。焦らなくていいよ。きっと、その日は来るからね・・」といつも、慈愛深く見守ってくださっていたように思います。観音堂の場所、設計士のアドバイスによってお堂の形が八角に決まりました。東圓寺の境内には穏やかな時間が流れております。疲れた心を癒してくれることでしょう。

観音堂建立まで

2022-11-25

電気工事・・

2020-07-18
 境内からアングルを変えて撮影したみました。観音堂が建つ景色が少しずつ変化していく様子をお伝えしていきます。電気の配線工事も終わりました。

梅雨の晴れ間に

2020-07-13
 基礎工事を丁寧に行ってくださっています。八角堂となる基礎がご覧いただけると思います。このような時だからこそ、神仏のご加護を頂戴したいと思う方は多いのではないでしょうか。幾多の困難を見守ってくださってきた観音様がお座るくださるところです。

今日の工事状況

2020-06-30
 午後には大粒の雨が降ってきました。雨対策をしながら、懸命にお仕事をしてくださる職人さんに感謝です。
天台宗 忍草山 大日院 東円寺
〒401-0511 山梨県南都留郡忍野村忍草村38
TEL 0555-84-4114
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