寺庭のつぶやき

庫裡の繰り言

 寺庭のつぶやきは、日々感じる矛盾、人間関係、お寺ならではの苦悩、時には、つぶやきではなくぼやきもありますが、四苦八苦しながらお寺で生活をしているリアルタイムな話題を、お届けしたいと思っています。
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東円寺だより春彼岸号・・

2018-02-20
 年3回、檀家さんにお届けしている東円寺だよりですが、何割の方が読んでくれているのでしょうか・・そんなことを思いながらも、届けたい情報がありますので、ない知恵を絞って記事を書いています。
 
 読んでみたら面白い・・そんな風に感じてもらえたら本望ですが、アマチュアですから簡単なことではありません。私の小さな努力は、東円寺のHPの寺庭のつぶやきを継続することです。この継続は、とても力になっていると感じます。
 
 私の性格は、情に厚い人なのでその思いが時に人を傷つけてしまっていることに気付いたのは最近のことです。思いが強くなってしまうことで、視野が狭くなるのだと思います。様々な角度から見ることは、人としてとても重要なことだと感じています。
 
 つぶやくことで思考が整理されますので、何を重視すべきか・・けれども人生に軽視して良いことなどありませんから、優先順位を考えるようになります。お彼岸までに1ケ月ありません。東円寺だよりは月末までに仕上げる予定です。

生活に潤いを・・

2018-02-19
 今日は、午前中生涯学習講座の大人対象のお花をお勉強しました。池坊の伝書(伝花)をお伝えするというよりも、池坊の培ってきたお花との対話から、お花を美しく生けて、生活に潤いをもってもらうというのが講座のテーマになっています。
 
 伝書には絶対の決まりがあります。その決まりを覚えることによって体系的に植物の扱いが理解できるようになります。しかし、その内容は深く、ある意味においては、その制約がお花を楽しいと思えなくなる要素になってしまうこともあります。
 
 私はどちらかというと、なぜ?どうして?ということに興味を覚える人なので、案外自分の思い通りにならない方が「なぜなのかしら・・」「どうしてなの・・」と思い、深みにはまるタイプなので、すっかり池坊華道の魅力にはまってしまいました。
 
 そう言う方ばかりでしたら、門弟さんも増えるかもしれませんが、時間をかけて取得する時代ではなくなっています。そんな時代ですが、私は池坊の理念に共感していますので、その考え方に共感してくださる方が増えるといいな・・と思って指導しています。
 
 まずは、そこに存在するだけで私たちの心に安らぎを与えてくれる植物(花)ですが、生けるという行為によって自分の心が豊かになり、生けてある花を見た家族の心に潤いができれば・・そんなことを思いながら、今日も皆さんと楽しくお花を生けました。

試行錯誤・・・

2018-02-18
 日々自分の人生さえも試行錯誤していますが、そのような中で、花道を教えていることにも、やはり思考錯誤しています。今日は研究会の日でした。点数はつかず、お勉強会ですが、それぞれの花材の扱いを学ぶ勉強です。
 
 植物の生育を見定めて、どの場所に生けてあげると、その植物を最大限に美しく見せることができるのか・・そのお稽古の繰り返しで得られるものは、人間関係を円滑にさせるものであると思います。
 
 植物は黙して語らないので、美しさを引き出すのは人です。その作業は理屈通り行かないものです。人は、様々なアプローチをしたり、されたりできますが、何事も本質的なものは変わらないことに気付くと、角度を変えて見ることが出来るようになります。
 
 どのような場合(良い時も悪い時)も、角度を変えて見る習慣が身につくと物怖じしなくなります。子供たちに伝えたいことは、お花を美しく生ける技術ではなく、生きる本質を見抜く力です。簡単なことではありません。けれども、根気よく伝えることができれば・・と考えています。
 
 今回の花材は、雪柳の動きを見て、その動きで全体を構成することがテーマでした。しかし、一つの植物の特使をじっくり見るという力は高度な作業ですから、繰り返し繰り返し覚えて行くもののようです。

オリンピックを見てしまうと・・

2018-02-17
 日々心に余裕がないと感じるのは、これをするとあれができない・・そんなことばかりを考えてると感じる時です。もう少し心に余裕をもって、物事に取り組む姿勢ができてくると、また一つ成長できるように思います。
 
 今は、オリンピックが面白い・・スポーツが科学的に分析されるようになると、根性だけでは良い結果を得られません。スタイルも、余計な筋肉や脂肪がつかないようにウエイトコントロールされているので筋肉質な体系が美しく見えます。
 
 根性・・根性・・ど根性・・という感じに育てられた私は、その空気が体に沁み込んでいるので、そんな自分と必死に葛藤しながら、若夫婦を眺めるようにしていますが、娘にしてみると母親がどれほど葛藤しているのか知る由もなく、私の一言に眉間にしわを寄せて聞いています。
 
 時代は大きく変化していますが、人の心というのはそう簡単に変化するものでないようです。テレビをつけると、カーリング女子の姿が映し出されて・・時計を気にしながら見入ってしまい・・時間は無情に過ぎて行きます。

お祝いの・・

2018-02-16
 秋に孫のお祝いをすることになっています。けれども、秋は行事が多く、また、法事の予約は早い時期に入ってきます。少し気が早いように感じますが、特に自分たちの用事は、早めに段取りしておかないと、様々な影響が出ますので、昨年の秋には大体の段取りを考えていました。
 
 職業病のようなもので、お葬儀が入ってしまうとすべての用事はめちゃめちゃになってしまいますので、日々危機感がもって生活する習慣ができています。予定通りに行かなくても体制を立て直せる余裕がなくては、様々な義理や行事をこなせませんので、柔軟に対応できる能力を日々試されているように感じます。
 
 柔軟な対応の基本は、早めの段取りが何よりも効果的で、段取りをしているからこそ次の段階を想像できる力が湧いてくるのだと感じます。
 
 娘は、必死に段取りをしようと模索しています。手や口を出す方が簡単ですが、見守る努力を試みています。