寺庭のつぶやき

庫裡の繰り言

 寺庭のつぶやきは、日々感じる矛盾、人間関係、お寺ならではの苦悩、時には、つぶやきではなくぼやきもありますが、四苦八苦しながらお寺で生活をしているリアルタイムな話題を、お届けしたいと思っています。
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皮膚科へ・・・

2018-06-15
 時間をかけて、検査をすると原因を知ることが出来るかもしれませんが、時間をかけてまで検査する気になれず、無常に歳月だけが過ぎて行きました。
 
 極度の乾燥肌の私は、疲れやストレスを感じますと、特に顔ですが、皮膚がピーンと伸びたように感じますと肌は赤くなり、それと同時に猛烈にかゆみが襲います。その後、ぽろぽろと頭でしたらふけのように皮が剥けてきます。
 
 何よりもひどいのは、ファンデーションやBBクリームでも、それらをぬっておきますと、1時間ほどで、顔が脱皮するかのようなひどい状態になりますので、よほど肌の調子が良い時でなければ、ファンデーションをぬると大変なことになります。
 
 普段の私の洋服の色といえば、黒か紺色ですから、剥けた皮膚が洋服に付着しますと、ひどいふけ??と間違えるほどです。日曜日から団参があります。あまりひどい顔でいるのは、お檀家さんに申し訳ないと思い、皮膚科へ行くことにしました。
 
 皮膚科も初めてではありません。市立病院の診断は、「化粧品かぶれですね・・」と、強い副腎皮質ホルモン剤の入った塗り薬をくださいました。確かに、直るように綺麗になります。しかし、その速攻性が何となく気になります。
 
 良い時代です。近隣の皮膚科という感じでスマホで検査しますと、御殿場に皮膚科の病院を見つけました。特別な疾患ではなかったようです。塗り薬をくださったので、いただいた薬ぬってみようと思います。

世界が広がる・・・

2018-06-14
 私の学生時代は、運動部に所属して、体育会系の思考で行動していたので、理論的に具体的考える力が不足していたように思います。スポーツですから、手芸や華道などをする時間は、少なかったように思います。
 
 幼い頃から大人の会話を聞き、大人っぽく育ってしまった私は、物事を正面から見ることができなくなっていたように感じます。今の私とは比べ物にならないほどです。
 
 花道で理念などを学ぶことによって、生きる・・と言うことをテーマに考えますと、物事はまず正面から見ることが良いように感じます。素直さというのは、見えないものを見る力が備わるように感じます。
 
 先日作成したおむつケーキに使ったアーティフィシャルフラワーも、様々な世界があり、歴史があります。先日アレンジメントの先生が何気なくお話をしてくださいました。世界には様々な気候があり、日本のように四季を通じてお花を手に入れることが出来ない国があるの・・当たり前の話ですが、言葉で聞きますとそのような背景を忘れている自分の無意識の世界を感じます。
 
 美しい陶器のお花があったり・・アーティフィシャルフラワーなども、お花がない季節にお花を飾りたい・・という工夫によって生まれたものだと・・文化というのは、風土によってその国、また地域によって生まれるものであることが分かると、その意識からまた新しい発見が生まれるように感じます。

揺れながら・・・

2018-06-13
 成長するという言葉は、響きの良いものですが、ある時には、成長という言葉が肩に重くのしかかってくるように感じることがあります。成長することによって、諦めること・・開き直ること・・辛抱すること・・このようなことは、できることなら気付かず自由気ままに生きることができたなら・・そんなことを感じることはないでしょうか。
 
 天台大師様の教えである一隅を照らす・・「悪事を己に向かえ、好事を他に与え、己を忘れて他を利するは慈悲の極みなり」という言葉を思いますと、やはり心が成長することによって、一隅を照らす人になっていくのだと思います。
 
 本音と建て前があるのも人間の性です。そうした性と教えのはざまで揺れ動く心は、当然のことかもしれません。しかし、私は、やせ我慢でも、高楊枝でも理想を求めて生きたいと思い、その思いが自分自身を苦しくさせているようです。

4時間・・・

2018-06-12
 今日は、生涯学習でお花をしている奥様たちと、おむつケーキに挑戦することになっていました。私が教えていただいたおむつケーキの完成度は高く、それを再現することに不安がありました。
 
 2名がおむつケーキを・・2名はアーティフィシャルフラワーアレンジメント・・初めは、おむつケーキの土台作りを皆さんに手伝っていただきました。土台だけで約2時間を費やしました。どんな感じに出来上がるのか全く想像がついていない奥様方でしたが、ケーキに可愛いリボンがつきましたら、それで完成・・・と言った雰囲気で喜んでおられました。
 
 しかし、ここからがお花のアレンジメントですから、ここから6割・・7割程度の様々な作業が残っていあmす。作品を作る作業は夢中になれるものです。口数少なく、皆さん真剣にアーティフィシャルフラワーをアレンジをされました。
 
 いよいよアレンジしたお花をケーキの上に飾って出来上がりです。10時から始めたおむつケーキ作り・・終了したのは午後2時でした。けれども、出来上がったおむつケーキに満足してくださっていました。
 
 私は、出来上がった作品と、レッスンしたときの作品を見比べて、オムツを包むラッピングがもう少し上手になれるように、練習をしなければ・・と深く反省しました。
 
 一つ一つにこだわりを持って、作品を完成させているアレンジメントの先生の腕前と、お花に対する探究心は簡単に真似できるものではありません。けれども、先生から多くを学び、一人でも多くの方に、様々な素材の美しさや扱いを知っていただき、生活に潤いを持てるお花のレッスンをさせていただけたらと感じました。

夢を買う・・

2018-06-11
 数日前、実家の母から電話がありました。亡くなった父親・・私にとって祖父が夢に出てくるのだけれど、数日の間に3回夢に出てくるんだよ・・と。透析をして20年・・亡くなった父親が夢に出てくると、私もいよいよお迎えが来るのかしら?と心配になったのだと思います。口の悪い私も、多くを語ることはできません。
 
 昨晩見た夢は、トイレの夢だったそうです。とても清潔なトイレだったと・・トイレの夢は、夢占いの本を見ますと良い夢のようです。背景によっても解釈は変わると思いますが、死と向き合っている母に、時には良いことを言ってあげたいと思いました。
 
 韓国では良い夢はお金を出して買うという話を聞いたことがあります。「お母さん、良い夢のようだから私が買うわ・・」と言いますと、「あらそう・・」と、意味が分かったようなそうでもないような感じでしたが、私は母からその夢を買うことにしました。
 
 先月も親戚のお葬儀があったために実家へ行くことができなかったので、今日行くことになりました。透析が終わった時間に、父と母を病院まで迎えに行きました。珍しく、素直に嬉しそうにする母の姿に、様々な思いがこみ上げてきます。
 
 昼食をしっかり食べ終わると、よもやま話につき合ってくれましたが、最近は透析後体のあちらこちらがつって痛いようです。けれども、私に心配をかけまいと、我慢していたようです。弟のお嫁さんが面倒を見てくれています。本当にありがたい存在です。
 
 体は一回りも二回りも小さくなってきた母です。70代・・80代の方の口癖に、「年を取ることは良いことはない・・」と言いますが、その言葉の意味が深く心に刺さります。