寺庭のつぶやき

杭の杭州・・

2018-03-05
 午前10時50分の飛行機で上海浦東空港へ・・約4時間のフライト。中国は、15年ほど前に娘とクブチ砂漠の植林へ行った以来でした。トイレの環境が悪かったことが印象的で、食事も必ずにおいを確かめながら食べた記憶だけが残っています。
 
 情報によると、中国の環境も変わっていると聞いていましたが、それなりに良い環境とは言えなと思い、薬、ティッシュ、上着などがスーツケースに入り、荷物は予定より大きくなっていました。空港から、杭州まで約3時間バスに乗って行きました。到着すると現地時間の午後5時・・日本との時差は1時間です。夕食を済ませてホテルへ・・
 
 杭州は中国の有名な歴史文化都市で、七代古都の一つです。また杭州には西湖という湖があり、この湖は詩人蘇東坡が春秋時代の美女西施に例えたことが西湖の名前の由来になっています。時の皇帝が様々な整備をしていますので、自然景観と人文景観を作り上げています。その歴史を聞きますと、積み重ねた歴史が西湖を一層美しい姿に変えていることを知りました。夕暮れ時だったので、はっきりとその美しさを味わうことはできませんでしたが、土地の持つ気は、穏やかで心和ますものでした。
 
 明日は天台大師様が悟りを開かれた天台山へ・・また、遣唐使として唐に渡った伝教大師様が学ばれた聖地・・バスに乗って約2時間半・・どんなところなのでしょうか・・乗り物に乗り疲れたのだと思います。ベットに入ると、いつの間にか眠りについていました。

楽しい時間・・

2018-03-04
 明日から、天台宗の生まれた場所、中国天台山へ行く予定です。住職は40年ほど前に、息子は比叡山学院時代研修旅行で行ったそうです。今回は、天台智者大師1420年遠忌のために計画されたそうです。私自身は、昨年から天台山へ行かれた方からお話を伺っていたので、一度は訪れてみたいところでした。
 
 早朝9時までに成田へ行かなくてはならず、どのような方法で成田へ向かうのか考えていました。そんな時、お婿さんのご両親と東京で待ち合わせをして、孫の買い物へ行くという予定を聞き、それに便乗させていただくことになりました。
 
 お昼過ぎに家を出て、夕方に合流しました。夕飯は、孫のリクエストでお寿屋さんへ・・築地の初競りで有名なお寿司屋さんへ行きました。本店のお店の前には、TVに出る社長さん等身大の人形が置いてありました。
 
 何気なくお店の方とお話しました。この寿司屋の社長さんの夢は、TVのCMを作ることだったそうです。しかし、初競りで日本一になることによって、競りで落としたマグロの値段は安くはありませんが、TVに出る宣伝費を計算すると決して高い金額のマグロではないと言っていました。
 
 物の価値というのは、総合的に考えますと何がコストで、何が利益になるのか・・判断が難しいものです。そんな話を聞きながら、楽しい夕食の時間を過ごしました。お互いに忙し日々を送っていますので、なかなかお会いする時間がないのは残念です。孫がチョロチョロしていましたので、ゆっくりお話することはできませんでしたが、こんな時間も良いものです。

ひなまつり・・

2018-03-03
 一般的に今日は桃の節句です。しかし、地方によっては4月3日と月遅れのところもありますので、お祝いの方法も違うと思います。
 
 日本には四季折々の祝い事があります。私の育った家庭では四季の祝い事に疎く、また時代背景も経済成長に押されて、昔ながらの風習が軽視されてきたころですから、四季折々、また、地方独自の風習についてどのように考えることが良いのか悩んでいたこともあります。
 
 けれども、風習というのは案外いい加減なもので、代々受け継がれてきた仕来りや風習が存在するならばその伝統を守ることが大切だと思いますが、一度途切れてしまった仕来りは、仕切り直すことをしてもいいのかな・・と、今はそう思ったりしています。
 
 現在東円寺の女性比率は低いので、やはり端午の節句を重視する傾向にあります。それも、その家の事情が反映しているのですから、それでいいのかな・・などと思っています。
 
 その時々の事情によって、様々な変化に対応する柔軟な心が大切なのだと感じます。人の目を気にして窮屈に生きる方が良いのかそうではないのか・・何事もやってみて、自分に合う生き方を探し続けるのが人生だと感じます。

春です・・

2018-03-02
 急に温度計は10℃以上を指しています。空気も春の香りががします。その香りと一緒に花粉が混ざり、くしゃみや鼻水が止まらないこともあり辛いのですが、やはり春は待ち遠しいものです。
 
 私が嫁いだころは、二重サッシや防音工事された部屋はありませんでした。春は、鳥の賑やかな囀りで見え目を覚ましたことを強烈に覚えています。
 
 強烈に感じたのは、鳥の囀りといえば、癒しの代名詞のような気がしていました。しかし、春の鳥の元気な鳴き声は騒がしいのです。人間も春が待ち遠しいように、鳥も春を待っていたのでしょうから当然と言える行動です。
 
 防音や二重サッシになったことで、騒がしい鳥の声は遠くなってしまいました。私の耳の聞こえも悪いのかもしれませんが・・ふと、騒がしい鳥の鳴き声が聞きたくなります。

フラワーアレンジメント・・

2018-03-01
 私だけなのかもしれませんが、日本伝統文化の花道を長く学んでいますと、流派によっても違うかもしれませんが、自分の流派が一番であると思っているのか・・そう指導されているのか・・ふとそんなことを思う時があります。
 
 また、日本人は忠誠心が強いのだと思いますが、幅広く学ぶことに寛容になれない人が多いようにも思います。ある93歳になる現役をリタイアした花道の先生は、他流派のことを知るために、その流派に属したことがあったそうです。けれども、そのことは同じ流派の方、とくに口が裂けても言えないかったのはご指導くださっている親先生だったそうです。
 
 その背景は痛いほどよく理解できます。話は続きがあり、一生懸命さやその流派の良さは入ってみなければ分からないもの・・けれども、そこから学ぶことは多かったそうです。
 
 私自身、その先生ほど深く物事を考えているわけではありません。フラワーアレンジメントについて、学んでみようと思った最大の理由は、教えてくださる方に魅力があったのですが、学ぶ中で、華道とフラワーアレンジメントを比較したときお花という材料は一緒でも、扱い方が違ったり、TPOが違うことで生け方が違うことは当然だと感じました。しかし、比較するためには、学ばなければ分からないと強く思うようになりました。
 
 お花に共通して言えることは、花を飾るのは癒しや、場を和ます効果が抜群にあるということです。色の対象効果について花道で学ぶ機会はないとは言えませんが、あるようなないような・・何事も、他者に説明するときには理屈が分かっている方が良いように思います。
 
 学びは、ドキドキ・ワクワクする人生の醍醐味です。