寺庭のつぶやき

初地蔵・・・

2018-01-24
 東円寺には多くの仏様がいらっしゃいます。東円寺ばかりではなく、歴史ある寺院には、時代時代に様々な人々の祈りの声を聞いた仏様が多いと思います。しかし、時代によって後継者や経済的な問題によって、様々に変化してきました。
 
 28日には初不動尊大祭(交通安全祈願祭)が行われますが、東円寺と不動明王の関係は歴史を考えますと深い間柄ではありません。しかし、廃仏稀釈によって富士山1合目に祀られていたというご縁をいただき、現在のように深い縁が結ばれました。忍野八海も天保年間ですから、東円寺の歴史を想像しますと、古い話ではありません。
 
 檀家寺ということもあり、小正月ごろからは、檀家さんのお宅へ荒神祓いをする風習もあり、葬儀や雪などの天候によって予定が変わってしまうという事情もあるのでしょうか・・現在は、初観音・初地蔵の祈祷はしていません。
 
 今までは、私も個人的に心に余裕がなかったので、縁日にお参りする意識が欠けていました。しかし、今年からはしっかりお参りさせていただこうと心に決めて、お地蔵様に観音堂の建立と忍野八海の歴史を広報活動が順調に進むようにお願いしました。

頼もしい・・

2018-01-23
 お婿さんを迎えて6年・・昨年は住職が腰を痛めて、その影響は現在進行形です。何事も真面目に取り組んでくれているお婿さんの姿に、頼もしくもありあり難く思っています。
 
 もう一人、物凄い勢いで成長しているのが孫です。今日は大雪のため幼稚園はお休みでした。好奇心旺盛な性格の子供ですが、秋に熊手を上手に使って落ち葉を片づけていたことに驚きましたが、雪をかくスコップの使い方も上手です。年々、頼もしく成長してくれています。
 
 10年ほど前、除雪機を購入する以前は、すべて人力でした。馬道と呼ばれる道を雪かきするだけで、どれほどの体力が消耗したのか・・今となっては遠い昔のことです。嫁いで間もない頃は、住職は教員との二重生活でした。雪かきは私の仕事と思って頑張ったころ・・年を重ねましたので、あの頃と同じように雪をかいたら、寝込んでしまうかもしれません。
 
 昔のことを思い出すと、息子の存在は本当に有りがたく・・除雪機を上手に使って、30センチほど積もった雪に埋もれていた地面があっと言う間に見えてきます。本当にお疲れ様です。

生涯学習・・・

2018-01-22
 朝からニュースでは大雪になることを予想して、注意を呼び掛けていました。今日は、生涯学習でお花のお稽古がありました。人数が少ないので、水仙の葉に針金を入れて、細工をした自由花のお勉強をすることにしました。
 
 花器によってイメージは変わりますが、人数が多い場合は花器が揃いませんので、一般的なお稽古の花器を使っています。
 
 子供たちとお生花の勉強をしていると、培われた伝統を継承しているようで、背筋が伸び引きしまった気持ちでお稽古しています。けれども、自由花も、自由花だからと好きに生けるのではなく、お花を美しく表現できる方法を、学ばせていただている喜びを感じるのは、理論的に説明していることを客観的に感じるからだと思います。
 
 正解のない表現方法があり、皆さんが何を表現しようとしているのか・・私には想像もしない、植物の表情や美しさの視点を捕らえたとき、私自身の視界がパッと開けるようでその感覚は不思議なくらい心地いいものです。
 
 お昼過ぎ雪が降り始めました。そのまま忍野村は銀世界・・雪かきは大変ですが、植物にはめぐみの雪です。

懐かしい話・・

2018-01-21
 今日は、実家で前会長様の年祭(法事)がありました。20年の歳月は現在の私が想像もつかないことばかり・・前会長様のお孫さんと小学校低学年以来お会いすることになるなんて・・
 
 幼かったころの思い出がよみがえってきました。おばあ様の思い出話に花が咲き、可愛がっていただいた子供時代が懐かしく、私の人間形成に大きな影響を与えてくださった方の一人であることを実感しました。
 
 孫ならでは秘話・・とても深いイイ話がありました。前会長様は、命の次に大切なお金に執着しないよう・・ご自分が身をもって実践された方でした。お孫さんも驚くような様々な武勇伝があるのですが、孫にお小遣いをあげるときの言葉は、「無駄なものを買いなさい・・」と言ってお小遣いをくれたのよ・・と。
 
 矛盾しているように思える言葉ですが、お孫さんの方が理解されていて、「お金を使うことは、無駄なように思えても、無駄に使っているものなんてないのよね・・」と。「カッコイイですね・・」と言うと、「孫ができたら、そう言おうと思っているのよ・・」と。お孫さんもカッコイイ・・
 
 子供には言えません。孫だから言える言葉・・・カッコイイ方だったのです。私もカッコイイお祖母ちゃんになりたいものです。

不慮の事故で・・

2018-01-20
 住職にとって幼い頃可愛がってくれたお婆さんの言葉は、大切なもののようです。祖母は、勝沼生まれです。妹が何人かいたようです。住職が車の免許を取得した後は、祖母の実家や、実家からそれほど離れていない妹の嫁ぎ先へも寄ってきたそうです。
 
 祖母の妹の孫・・住職の又従弟になりますが、最近血圧が高く疲れやすいということで、時々お風呂に入りに行っていたそうですが、数日前お風呂の帰りに、軽トラックで壁に激突して亡くなられてしまいました。
 
 今日は、東円寺の檀家さんのお通夜もあります。住職は1時30分から忍野ふれあいホールで「富士山の湧水と文化」というシンポジポジウムが開かれ、そのパネリストそして参加することになっていましたので、又従弟のお通夜に参列することはできません。そこで、私が参列することになりました。
 
 お葬式は地域や宗派によって全く異なりなります。知らないことは、ドキドキするものです。けれども、時にはこのような緊張感は大事だと感じます。
 
 午前中は、お花のお稽古がありました。水仙のお生花です。真剣な眼差しでお花と向き合っている子供の姿に感動したり・・法事もありましたので、お茶の支度をしたり・・忙しい一日でした。