寺庭のつぶやき

地蔵尊の前掛け・・

2018-03-09
 東円寺は、東円寺だよりの発送が終わり一段落していました。年3回発行している東円寺だよりは、春彼岸号、お盆号、年末号です。印刷所に頼んでいた時代もありましたが、近年コピー機の性能が良いので、すべて自分たちで作る手作り感に溢れたお便りです。
 
 行事案内、行事報告を記事にするだけの難しいものではありませんが、内容についての話し合いをしたり・・思いを込めて作成しています。
 
 春彼岸号は、地蔵尊大祭のご案内が入ります。今年から子育地蔵尊大祭なので子供を連れてお参りに来ていただけるように第3土曜日にします。地蔵尊の護摩を焚き、前掛けをかけ変えます。その前掛け作りが始まりました。多くの方にお参りいただきたいと思っています。

衝撃的・・

2018-03-08
 今日の忍野村は雪が降っていたそうです。八海清掃日でしたが、14日に延期になりました。
 
 私は、中国という国の風習や思想に困惑していました。旅は歩くものです。しかし高齢の方が多い旅行はなるべく歩く距離を短くするのは鉄則です。そんな事情や何が起こったのか分かりませんが、昨晩の食事は驚くべきことが起こりました。
 
 予約をしていた食事場所には、どの程度なのか分かりませんが歩かなければならなかったようです。そこで、予定の食事時間2時間前に食事会場の変更をしたと誇らしげにガイドさんは話します。予約していた食事場所でキャンセル料は発生しないのかしら?と頭をよぎりましたが、ガイドさんの話しぶりでは当たり前というと語弊があるかもしれませんが、そういうこともあるようです。
 
 日本だったらどうでしょう・・そのやり取りを想像すると、ドタキャンがあっても中国人にとってそれは特別なことではないのかもしれません。私たちは、外国の方を受け入れるとき、その風習や思想を学んでいなくてはいけないのかもしれません。
 
 やはり昨晩から、胃の調子が悪く食事が美味しく思えなくなっていました。なにより辛いのはトイレ事情です。公衆トイレのドアに鍵をかけず入っている方が多い・・十数年前に富士吉田の寺院のお誘いで娘と植林に行ったですが、最終日に寄った故宮での珍事件を思い出しました。
 
 トイレットペーパーは詰まってしまうので流してはいけません・・という注意を聞き、また、公衆トイレに入るには使用料を払うこと・・日本のように綺麗なトイレでしたら使用料を払うことにためらうことはないかもしれませんが、綺麗とは言えません。また、大・小を分けて入らなければならないトイレがあることに驚きました
 
 故宮で公衆トイレに入るため並んでいると、使用料を徴収しているおばちゃまが大きな声で叫んでいました。通訳の方に叫んでいる理由を尋ねると、小しかしてはいけないトイレで大をしたとか・・生理現象を責めてしまうことができる国・・とてもショッキングな光景でした。けれども、叫ばれながら知らない顔してスタスタ歩き去って行った人の様子は、今でも鮮明に記憶に残っています。
 
 中国のトイレ話は奇妙なことばかりですからネタは尽きないのですが・・今日も、中国最後のトイレ・・空港での出来事です。込んでいたので並んでいると、後ろから間に合いそうもないので入るよ・・というジェスチャーをしながら堂々と割り込みしてくる中国人・・そんなことがあると聞いていましたが、目の当たりにすると目は点です。無事に帰国しました。

日本の仏教・・

2018-03-07
 天台山の旅行に参加されている方は、伝教大師様、また、天台大師様に篤い思いを寄せておられます。私は、知識が浅いので篤いという言葉はあてはまりませんが、御詠歌に天台大師さまや伝教大師様に思いを馳せた和讃があります。その和讃をお唱えすると、遣唐使として唐に渡ったご苦労を偲ばずにいられません。
 
 飛行機でも疲労を感じます。沈んでしまうかもしれない船に乗り、日本の未来を託された重圧、唐に着いても言葉や風習、食べ物の違いだけでも苦労されたことと思いますが、限られた時間の中で様々な仏典を持ち帰られたその原動力は、日本国をまたそこに住まう人々を思われて噴気されたのだと思います。修行された場所に立つとより感慨深いものでした。
 
 食事中に様々なお話をしました。あるご住職が、行ってみたい寺院があると添乗員さんと話されていました。その寺院には手を縛られた夫婦の像があり、この世で悪行を犯した者は死後も罪は許されないという中国思想がありその見せしめの像だとか・・この思想は道教の教えにあるようです。
 
 日本も朝鮮半島や中国から道教思想は入っています。けれども、日本仏教は、死後は誰でも仏になれると説いています。この思想はどこからきたのか?疑問に思って質問しますと、日本古来の神道思想が深く関わっていると言います。難しい話ですが、日本人で良かったと思えるお話を聞くことができたのも、天台山の旅行に来たお蔭です。
 
 今日は、杭州に戻り西湖の遊覧船に乗り、西湖の名所を通訳さんが話してくださいました。バスの中でも、杭州と西湖の素晴らしさを理論的に話てくださいましたが、「とても素晴らしいでしょ・・」と言いきる言葉に強さを感じたとき、時には「凄いでしょ・・素晴らしいでしょ・・」と言える話術を学ばなければいけないと感じました。
 
 3泊4日はあっと言う間でした。明日帰国します。

時空を超えて・・・

2018-03-06
 午前6時に朝食を取りました。少し薄暗かったのですが、ホテルの食事会場からは西湖を眺めることができます。朝食はブュッフェスタイル・・温かいものが食べたくて、春雨スープのようなものを食べました。中国の食事は野菜が多いので満足です。
 
 宿泊施設から朝食会場まで少し歩きます。その通路の先は、小動物園と書かれていました。同室した方とゆっくりお話しながら朝食を済ませ、部屋に戻ろうと通路を歩いていると、大きな孔雀が2羽・・鳥は苦手なので写真に撮る気持ちにもなれず・・けれども、世界一美しい鳥だと聞きますので、中国式のおもてなしなのかもしれません。
 
 今日は今回の旅行の目的地である天台山へ行きました。天台山といえば国清寺、随の時代に創建された古刹です。天台宗の祖庭と言われ、伝教大師最澄様が天台宗を学びました。天台宗のご住職方が、天台山に参ることは意味深く、ご高齢のご住職が多かったのですが、目の輝きは青年に戻っていました。日本でいう本堂で天台宗の僧侶が天台大師様を偲び読経しました。寺庭婦人が数名同行させていただき、ご住職と一緒にお経を読ませていただき感慨深い時を過ごしました。
 
 昼食は、自給自足されている国清寺のお坊さんが作ってくださった精進料理をいただきました。私個人の感想ですが、旅行中で一番おいしい食事でした。その後、真覚寺に行き、華頂講寺を参拝しました。智者唐院へつくと木魚が聞こえてきました。丁度、夕方のお勤めが始まったようです。何度も訪れているご住職も、お勤めしているところを見たのは初めてだったそうです。1400年という途方もない時空を想像したとき、不思議な感覚を覚えました。有意義な一日でした。

杭の杭州・・

2018-03-05
 午前10時50分の飛行機で上海浦東空港へ・・約4時間のフライト。中国は、15年ほど前に娘とクブチ砂漠の植林へ行った以来でした。トイレの環境が悪かったことが印象的で、食事も必ずにおいを確かめながら食べた記憶だけが残っています。
 
 情報によると、中国の環境も変わっていると聞いていましたが、それなりに良い環境とは言えなと思い、薬、ティッシュ、上着などがスーツケースに入り、荷物は予定より大きくなっていました。空港から、杭州まで約3時間バスに乗って行きました。到着すると現地時間の午後5時・・日本との時差は1時間です。夕食を済ませてホテルへ・・
 
 杭州は中国の有名な歴史文化都市で、七代古都の一つです。また杭州には西湖という湖があり、この湖は詩人蘇東坡が春秋時代の美女西施に例えたことが西湖の名前の由来になっています。時の皇帝が様々な整備をしていますので、自然景観と人文景観を作り上げています。その歴史を聞きますと、積み重ねた歴史が西湖を一層美しい姿に変えていることを知りました。夕暮れ時だったので、はっきりとその美しさを味わうことはできませんでしたが、土地の持つ気は、穏やかで心和ますものでした。
 
 明日は天台大師様が悟りを開かれた天台山へ・・また、遣唐使として唐に渡った伝教大師様が学ばれた聖地・・バスに乗って約2時間半・・どんなところなのでしょうか・・乗り物に乗り疲れたのだと思います。ベットに入ると、いつの間にか眠りについていました。
天台宗 東円寺