寺庭のつぶやき

報告に・・

2018-02-11
 ここ数日、様々なことがあり過ぎて、頭が混乱しています。頭の中にある引き出しのどの引き出しに情報をしまえばいいのか・・少し時間がかかりそうです。
 
 しかし、時間は待ってくれませんから、一秒でも早く整理整頓したいのですが、焦るのも禁物と思って平静を装っていますが、本音は混乱している自分に焦りを感じています。
 
 研修学院に行って来た報告を親先生にしなければなりません。心配してくださっていますので、当然のことですが・・できの悪い生徒ですから、褒められるようなお花は生けることができません。先生方から様々な注意を受けましたので、どのようなことを注意されたのか報告しました。
 
 お花のことだけでも未来のことを考えると頭が痛くなります。今ば、親先生が元気にお花を続けてくれることだけが私の望みです。お花の話になると目がキラキラ輝く親先生でした。

布教師研修会・・

2018-02-10
 昨日住職は、東京で研修会がありました。講師は、大学時代の先輩で、ご実家が寺院の弁護士をされている方です。現代は、様々な情報が溢れていますが、溢れているからこそ落とし穴があるように思うのは私だけではないと思います。
 
 そのような中で、寺院は税制面で免除されているという情報だけが独り歩きをして、寺院は免除されていても、住職の給料はきっちり税金を納めていることを知らない人が多く誤解が生まれます。
 
 何事も誤解というのは、知らない・・と言うことから生じますが、弁護士先生は、寺院側も学ぶ姿勢をもっていることによってトラブルを回避できるという話をしてくださったそうです。
 
 人の噂も七十五日・・と言いますが、確かにそう思って我慢や辛抱することで新しい道が見えてくることもあるのかもしれません。言ううほど簡単なことではありませんが・・
 
 深刻な話もあるそうです。東京は葬儀にかかる費用が高いことで、寺院離れが起きているそうですが、そのような中でも、人情味あふれ親身になって相談に乗ってくださるご住職もいらっしゃり、そう言う寺院には、多くの新檀家が増えている状況もあるそうです。
 
 この世の中は、人と人との縁だけで社会は動いているのですから、視野を広げ多くのことに興味を持ち学ぶ姿勢は、重要なのかもしれません。住職は、とてもためになる研修だったと喜んでいました。

特別な一日・・

2018-02-09
 途中、様々な事情で教室に通えない年がありました。そのような中で特別課まで終了できたことの意味深さは感慨深いものです。しかし、大学の講義に小学生がいるようなレベルの違いを感じますので、今後の努力を思うと厳しい状況は全く変わりません。
 
 池坊中央研修学院院長のお言葉に、年齢に関係なく学ぶことができることは幸福であると言います。見方を変えると、老若男女問わず学べることがどれほどあるのでしょうか・・小学生レベルだと分かっていても、焦らずにいられるのは、コツコツと努力を重ねて行くことによって、その努力が報われることを知っているからだと思います。
 
 終了・卒業の余韻に浸っていたいところですが、今日は伊崎寺で行われている弁天様の浴酒に参列するため、学院を後にしました。明日の予定を考えますと、一目散に家路に着きたい思いでしたが、弁天様からせっかくお声をかけていただことを感じると、行かないわけには参りません。
 
 ただただ弁天様にお呼びいただき、何かの力を頂戴したように感じました。その何かが分かる時は、まだ遠い未来です・・もし10年前現在も継続している檀家さんと行く比叡山団参を特別な時間にしたいと考えて、龍石寺ご住職にご相談していなかったら・・上原阿闍梨様という存在を知らなかったと思います。龍石寺ご住職の言葉と阿闍梨様の人柄に甘えるだけで、自分の無知さを反省しなかったら、現在のようなご縁に発展することはなかったと思います。
 
 人は誰でも多くのチャンスがあるそうです。そのチャンスをつかむかどうか・・その選択が未来を変えているのだとしたら、仏様からいただけるご縁はあり難く頂戴したいものです。

試作展・・・

2018-02-08
 池坊中央研修学院の卒業は、特別課というところを終了しなくては卒業とみなされません。しかし、卒業したからと言って、学ぶことをやめてしまえば、技術の進歩はありませんから、ずっと学び続けて行かなければいけませんが・・
 
 特別課を終了するための試作展に、どのような作品を作るのか迷っていましたが、答えが見えないまま今日を迎えることになりました。それは、納得した作品を出すことができないことを意味しますが、現状で打開策はありませんので、ぶっつけ本番でした。
 
 特別課は次期お家元(中央研修学院学院長)がご巡視されます。一作一作には、制作意図と、制作後の感想を書く欄があります。すべての方の作品の製作意図と感想をお読みになり、一作一作を丁寧にご覧くださいました。また、余計なアドバイスは一切なく、端的に分かりやすいお言葉をいただきました。
 
 作品については、何がダメであるのか、他の先生からのお言葉をお聞きしていましたので覚悟はできていました。しかし、しっかり感想を読んでくださり、その文言に反応してくださいました。制作意図をうまく表現できなかったこと・・けれども、それも明日への一歩であること・・明日から頑張ります・・と言うことを書きました。
 
 クラスメイトからは、あまりにも前向きな姿勢に、そんな風に考えられるのが羨ましい・・と言っていただきましたが、私にすればお花を上手に生けられる方が羨ましいのです。ちょっと複雑な心境ですが、元来前向きな人ですから、そんな風に思う方もいらっしゃるのね・・と。この前向きな生き方が果たして吉なのか凶なのか・・・

不思議なご縁part2・・

2018-02-07
 東円寺のホームページから忍野村の写真を気に入ってくださり、ジャポニズムという冊子を作っているデザイン会社の方々とのご縁ができて2年目になります。お互いに時間が取れるときに、お食事でも・・ということから数回お食事をする関係が生まれました。
 
 現在大きなお仕事を抱えておられ、忙しい中を、「お時間があるようでしたら聞いていただきたいお話が・・」などとメールでやり取りしていましたら、時間を空けてくださいました。
 
 せっかく時間を空けてくださったので、即本題に入りましたが話の内容は、その方の専門職ですから単刀直入にバサッと切られる結果になりました。その方はとても誠実な方です。話を聞く姿勢は、その姿勢に飲まれてしまい話の内容を忘れてしまうほどでした。話をしながら、自分の甘さを気づかされ、貴重なお時間を頂戴したことを後悔し始めましたが、話す内容の方向性を変える話術はなく、話は泥沼化しているような・・
 
 けれども彼女は何枚も上手です。あっさり話を切る術を知っていました。時間を無駄にしてしまったことを後悔しながらも、話は続きました。ところが、そこから新しい話が生ました。縁というのは、簡単に図ることはできないことを痛烈に感じた時間でした。
 
 新しい関係が生まれる瞬間は、誠実であるからこそ時には厳しい言葉のやり取りが生まれますが、縁というのは、そこから新芽を吹かせるのだということを体験しました。
 
 けれども何よりも、自分の無知さに立ちあがる時間が必要なほど打ちのめされていますが、こればかりは時間をかけて学び続ける以外方法はないことを痛烈に感じました。
天台宗 東円寺