寺庭のつぶやき

宝物庫・・・

2018-01-13
 今から40年ほど前、東円寺でとてもお世話になった方が、今日亡くなられました。当時、バブル全盛の時代、山梨県内で名が通っていた会社の社長さんでした。しかし、時代に翻弄されて、共同で仕事していた会社の業績が悪化し、その悪い波にのまれて行きました。
 
 ご本人からお話を聞くことはできませんでしたが、亡くなるその瞬間・・幸福だったのでしょうか・・ご本人でなければ幸福の価値について測ることはませんが、現在複雑な心境です。
 
 今日葬儀をしている方の寄付によって、宝物庫が建てられました。1階は湿気が強すぎて、様々な道具がしまってあります。大事なものは2階に置いてあります。東円寺にとって、とても重要で大事な本が保管されています。様々なジャンルの本は、入所困難な書籍ばかりです。必要な人にはそれは大事な本です。
 
 機会あるごとに生前ゆっくりお話をしいと思いながらも、口数の少ない方でしたら、お話しできずに旅立たれました。それが残念です。ご冥福をお祈りいたします。

竜女利益・・

2018-01-12
 ふと、息子に八大竜王について質問しました。とても真面目ですから、寺務所にある仏教大辞典の索引で竜王について調べてくれました。竜王については「法華経」にあることを確認してくれたので、そこから私は知りたい情報を得ようと法華経の書き下しされた本を持つことになりました。
 
 様々な仏教の経典の中でも、法華経は難しいと聞いていますので、まさか私が・・書き下したものですが法華経を読む日があるとは夢にも思いませんでした。最終的に住職に読み下してもらいましたが・・
 
 竜王が気になったのは、先日訪れた奈良県の竜穴神社の祭神は、八大竜王の中の娑加羅(シャガラ)竜王の三女が善女竜王であることを知ったからです。八大竜王という名前は頭にありましたが、八大竜王についてしっかり調べたことがないことにハッとしました。
 
 法華経には娑加羅竜王の娘という書き方でした。この娘は8歳で瞬く間に様々な悟りを会得し菩薩になったことが書かれていました。男尊女卑この上ないと叱られそうなので、内容は触れません。ご興味ある方は是非調べてください。法華経にある竜女利益に書かれていることは、女性としてとてもショックでした。
 
 けれども、一つ一つ様々のなぜ?が解き明かされるようで、何かのきっかけでヒントが落ちていてそれを拾うと、その先にヒントが隠されている。ワクワクドキドキしながら拾ったものがただの石なのか・・それとも何かの原石なのでしょうか・・気忙しい日々です。
 

欲張りな日・・

2018-01-11
 今日は、それはそれは良い日です。六曜・十二直・二十八宿・そして一粒万倍日です。今年は、昨年末、心に決めたことがあります。それは、忍野八海と八大竜王を正しく世の中に紹介するということです。はっきりとした道は見えていませんが、始めなければ前進はありません。
 
 年を重ねると良いこともあるように思います。若く自信がなかったころには、「こんなことをして笑われたらどうしよう・・」とか、そんなこと思うの?と思われるほど、私は猪突猛進です。けれども、例えば笑われたり呆れられると多少落ち込むことも・・いよいよ変人なのだと思いますが、笑われることもいいんじゃない・・何かをやろうとする時に、誰かの目を気にしていたら成し遂げられないことも多いのではないかと・・そう思えるのは、年を重ねてきたからだと思います。
 
 その思いは年々増加しています。これまで暦などを見ることはあまりなかったのですが、今年は一年間、縁起を担ぐことにこだわってみようと思っています。身の丈を考えますと、私がやろうと思っていることは、欲張りなことかもしれません。けれども、忍野八海を再興してくださった大寄友右衛門さんやご寄付いただいた方々、また、ご子孫に対して、東円寺にしかできないことをやることは、東円寺に住まわしてもらっている私の義務のように思います。
 
 だめでも、だめなら次を考えれば良いのです。前に向かって進んで行きたいと思っています。今は、それがとても楽しく感じることが、また、不思議です。

懐かしい思い出・・

2018-01-10
 私と私の兄弟の名付け親は、現在父がいる教会の前会長様の娘さんです。私は前会長様に孫のように可愛がっていただいたので、幼い頃は、実の祖母よりも一緒にいたそうです。
 
 三人兄弟ですが、それぞれに素敵なお名前をいただいたと、年を重ねるほどそう思える名前です。名付け親を私は、「○○お母様・・」と呼んでいました。その方には娘さんが二人いて、私のことを妹のように可愛がってくれました。
 
 25年ほど前、お母様は癌を患い他界されました。前会長様は、他界されて今年20年です。今月、20年祭をする予定です。父も高齢者ですから、30年祭まで元気でいられるかどうか・・(本人の話です)そんな気持ちもあり、20年祭は頑張ってするそうです。
 
 4日ほど前、前会長様のお母様のお嬢さんが、栃木に仕事で来たので、懐かしくなってお墓参りをした後、教会に来られたそうです。お母様に似ておられる娘さんが来てくれたことが、父はよほど嬉しかったのだと思います。帰れた直後電話をくれました。
 
 前会長であるおばあ様が孫を呼んだのだろう・・と。前会長様のご主人は商社を経営されていましたので、お孫さんも血を受け継いでおられるようです。私も多彩に・・と思ったりしますが、宗教バカの血はしっかり受け継いでいることを思うと・・多少複雑な心境ですが、寺院に縁をいただいたことはあり難いこと・・なのでしょう・・・

大福餅・・

2018-01-09
 山積みされたお供え餅・・10年ほど前は、揚げ餅にしていました。しかし、サクサクの揚げ餅になる餅と、サクサクになってくれないお餅があり、けれども油は大量に必要になり効率が悪く・・
 
 ここ数年は蒸かし直してのし餅にもしましたが、食べきることができません。そこで携帯で「お供え餅の再利用」と検索すると様々な活用術が書かれていました。
 
 基本的には、保存重視にしても保存したことを忘れてしまうことが多々あるので、今年は、調理したらすぐに食べることを重視しました。
 
 餡子屋さんから餡子を買って、お供え餅を蒸かし直したら餡子をつめて大福餅にしました。和菓子工房のようでした。50個ほどの大福が完成しました。
 
 この大福の嫁入り先を考えるのに一苦労・・大福製作に悪戦苦闘・・無駄にしないというのは手間暇がかかります。けれども、大福はとても上手に出来上がりました。来年の今日は、嫁入り先を考えてから大福を作りたいと思います。
天台宗 東円寺