寺庭のつぶやき

GW・・

2018-05-02
 例年GWに法事はあまりありません。明日は、浅間神社の春季大祭だということもあるかもしれません。そんな時は、旅行でも・・と計画したいものですが、お墓参りをされる方、観光客もチラホラ程度ですが、戸を閉め切って出かけることはできません。
 
 東円寺は、若い家族連れをよく見かけます。お彼岸やお盆でなくても、亡くなられたご家族の命日にお墓参りしている家族も多く、先祖供養やお墓参りの足が遠のいてしまうことを危惧する声を聞く昨今ですが、多くの方がお参りしています。
 
 寂しく感じますのは、私は実家の菩提寺にお墓参り行くと、必ずご挨拶させていただきお墓参りしていますが、東円寺はそのような方は少なく、人によっては手ぶらで行くことはできない・・と思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、気楽に挨拶ができる関係があったら、顔や名前なども覚えられますのでいいのにな・・と思います。
 
 忍野八海は混雑しているようです。しかし、混雑とは無縁の東円寺の境内では、鳥が囀り、緑は深まりその静けさに驚かれる観光客もいらっしゃいます。
 
 多くの方にお参りいただきたいと願う反面、この静けさも尊い空間であると思うと、どちらが良いと一言で言うのは難しいようです。

瓶詰工房・・

2018-05-01
 先週末本堂で行う法事があったので、リンゴ・柑橘類がお供物として上がりました。先日、神奈川寺庭婦人会会長さんが作られたマーマレードをご馳走になりました。皮は細かく刻むもの・・と思い込んでいましたが、そのマーマレードは、荒く刻んでありました。これが、とても美味しくて・・・
 
 数日前に、住職の大学時代の友人から無農薬の夏ミカン?が届きました。そこで大量のマーマレードを作ることになりました。皮と身を分けて、皮は湯でこぼしあく抜きをします。その後、白い部分を取り除き、荒めに刻み、身を混ぜて砂糖を入れて煮込みました。
 
 240グラムの瓶約30個ほど完成しました。リンゴジャムは250グラムが15個できました。まるで、瓶詰工房です。
 
 昨日の精進料理にあった筍の山椒味噌和えが美味しかったので、住職に山椒を採ってきてもらいました。熱湯に1分から2分ほど山椒を湯にかけて、、山椒を絞って水を切ります。フードプロッセッサーで細かく刻み、味噌と砂糖とみりんを合わせてその中に、刻んだ山椒を混ぜて出来上がりです。山椒の香りと、柑橘類の香りが混ざり、複雑な香りが部屋中に広がっていました。
 
 境内にある山椒をボールいっぱいに採ってきてくれましたが、出来上がった量は、小瓶に8個ほどです。季節の贅沢な味です。

御茶会・・・

2018-04-30
 ここ数年お茶のお稽古はしていません。親先生に生徒がいないという理由もありますが、年齢的な問題も手伝っているからでしょうか・・私自身も忙しい日々の時間のやりくりは、頭の痛い事柄ですから、無理はしたくない・・という思いもあって休会中です。
 
 お稽古は休会中ですが、表千家の同門会と吉祥会という2つの会に席を置いています。来年吉祥会は、全国大会を山梨県で開催することが決まっているそうです。山梨県の吉祥会の役員さんが中心となったお茶会が恵林寺で行われました。恵林寺は武田信玄公の菩提寺です。恵林寺のご住職が、表千家であり吉祥会の会員であることから、今日のお茶会の席が設けられたようです。
 
 親先生は、ご主人の体調を見ながら自分の行動を考えていますので、今日は大丈夫と考えて出かけることを決めたようです。私は連日の忙しさを思うとお断りしたいところでしたが・・先生の年齢を考えますと、できることはしてあげたい・・そんな風に思います。
 
 けれども、情けは人の為ならずと言いますが、恵林寺で点心(食事<精進料理>)をいただき終わる頃ラインが入り、精進料理の予約が入ったそうです。年に数える程度の予約ですから、今日の料理はとてもヒントを頂戴しました。とても不思議な気持ちです。
 
 袴姿の可愛らし男の子が数名いました。恵林寺では親子ワンコインのお稽古を月2回開催しているそうです。山梨も文化が深まっています。

世間は狭い・・

2018-04-29
 池坊富士吉田分会は3社中の先生がいらっしゃいます。数年前まで4社中ありましたが、先生がご高齢のためお辞めになられた社中と、お弟子さんが新しい社中を作られところもあり、少しずつ世代交代があります。
 
 富士吉田分会は都留市の先生も含まれています。小さな小さな分会ですが、力を合わせて頑張ってくださっています。
 
 私の生まれは栃木県ですが母の実家が都留市です。母の体調不良をきっかけに家族で山梨に引っ越しした後は、都留市で20年ほど生活していました。20歳の前半は、今思えば、多くの人に温かく見守っていただいた時代でした。
 
 都留市から来ている会員さんがいます。その方の嫁ぎ先のお義母様が私を知っているかもしれない・・と言います。苗字を聞いても、すぐ思い出せるほど記憶は良くありませんので、幾つかのヒントをいただき、20代前半にお世話になった方のお一人だったことを思い出しました。
 
 若い無知な時代の話ですから、自慢できる話は何もありませんが、まっすぐ前を見て歩きたい・・そんなことだけは鼻息を荒くして思っていたような・・今の自分と比較すれば、性格は変わらなくても、少しだけ大人になって多少の判断もできるようになった気もしますが、負けん気が強いだけの恥ずかしい時代にお世話になった方を思い出すと、温かく受け入れてくださった方のお蔭で今の私があるということを確認できます。
 
 けれども、世間は広いようで狭い・・どのような時も、穏やかに人と接すること心がけなければいけないと痛感しました。

何もしたくなくても・・

2018-04-28
  時には、何もしたくない時もあります。けれども、作務衣のズボンに穴が開いているのを見れば、繕わなければ・・と思いますし、明日は、お花の研究会がありますので、自分のお稽古をしなければなりません。面倒・・と思うことばかりです。
 
 小学生の生徒さんも、明日は研究会ですから、今日午前中は生花のお稽古をしっかりしました。池坊の生花の一番難しいところは体です。体の表現が決めてになると言っても過言ではありませんが、そこをしっかりまとめられるようになるには、気の遠くなるようなお稽古を積み重ねがあり、その積み重ねさね・・人間力というのでしょうか・・味のあるお花になるようです。
 
 同じお稽古を繰り返すことで、自分が表現したいお花の形が見えてくるようです。しかし、お花の理論より今日は、休みたい・・・という気持ちが勝っているように思います。