寺庭のつぶやき

特別な年・・

2017-11-03
 回峰行の祖、相応和尚が遷化されて今日は1100年という日です。婿に来てくれた息子の誕生日でもあります。ゆっくり、仏様と向かい合いたい・・と思いますが、行事が滞りなく終了することだけで頭がいっぱいです。
 
 昨年までは、5時に起床してお赤飯を蒸かしましたが、7時を過ぎると焦ってくるので、今年は4時に起床しました。1時間早く起きたから1時間早く蒸かしあがる・・と思っていましたが、深し終わったのは8時30分・・やはり、少しずつ疲れは年に勝てないということのようです。
 
 お赤飯は、お菓子屋さんにお願いすると、とても高価なものです。いつまで続けられるのか分かりませんが、お赤飯を蒸かすのは私の一生の仕事と思って頑張ろうと思っています。
 
 娘は、短大時代の友人の結婚式に呼ばれていました。孫は、花嫁さんに花束を渡すという大役があるそうですが、午前中、手伝いをしてから松本まで出かけて行きました。
 
 数日前の天気予報では、あまり良くない予報でしたが、晴天に恵まれて気温もあたたく過ごしやすい一日でした。大勢の方にお参りいただきました。これほど多くの方が来られたのは初めてだと思います。特別な年にふさわしい、特別な年になりました。

準備はOK・・

2017-11-02
 明日の私の仕事は、お手伝いに来てくださる役員の奥様が来られる前に、30Kのお赤飯を蒸かし終えることです。お赤飯が蒸かし終えれば、私の仕事の役7割は終わった・・と言っても過言ではありません。
 
 他界された方を思い出す時、自分が年を重ねていることを痛感します。毎年、同じ行事をすることで、苦に思うことが年々変化しています。
 
 老化を予想して、少しずつ負担が軽減されるよう試行錯誤は続きます。江戸時代から続いていてる東円寺の様々な行事・・簡素化せず、無理をしないよう、多くの方にお参りいただけるように・・答えを模索するのは苦しいことですが、その繰り返しによって、答えが見えてくることがあります。その感覚が苦労する醍醐味に思えます。
 
 明日の準備はOKです。お天気も良いようです。3連休初日なので、出仕していただく和尚さんには渋滞という迷惑をかけてしまいそうです。

様々な思い出・・

2017-11-01
 お会式・・と言えば大根でした。10年ほど前は、役員さんが軽トラックの荷台に積まれた大根を「奥さん、何本使う?」と聞いてくれますが、その答えは耳に入っているのかどうか・・50本ほどくださいました。
 
 当時は、けんちん汁を作ってみたり、おでんを作ったりしました。おでんなど煮物はたくさんの具材で煮る方が美味しいと言いますが、大きな鍋過ぎて、煮崩れて美味しそうに見えない・・という失敗もあったり・・
 
 けんちん汁も、大根を湯でこぼす作業をひと手間加えるだけで美味しくなります。しかし、この作業が大量過ぎて、体力を消耗させます。とても不思議ですが、私が嫁いで間もない頃、近所にいた役員さんが、畑で作った大根をもって来てくださいました。その方が亡くなられると、別の役員さんが・・
 
 大量の大根が届かなくなると、献立も変化しました。自分たちの体力とも相談しながら、お越しくださる方に喜んでいただける献立を考える。その試行錯誤が現在のスタイルへ反映されています。
 
 大根をくださったていた役員さんは、遠いところへ旅立ってしまいました。多くを語らない方々でした。けれども、優しい気持ちが伝わってきました。お会式が近くなると、大根と格闘した思い出と一緒に、大根を持って来てくださった方々のお顔が浮かびます。

買出しへ・・

2017-10-31
 お会式のための買出し・・自動車が沈みこむほど重たい食料品ばかり・・中でも一番重たいのは、こんにゃくです。お会式の献立は、竹輪の天ぷらがのったうどんと、味噌田楽・・こんにゃくとうどんの調達がメインです。
 
 味噌、砂糖、醤油・・どれも重たいものばかり・・まかないで振る舞うのは、ポテトサラダ、花豆、きんぴら、厚揚げの煮物です。調味料も重要な食材です。お店によって取り扱っている商品が違いますので、効率よくお店をはしごするのも重要です。
 
 漬物は、先日白菜と大根を親戚からいただいたので、白菜漬けと大根は酢漬けの桜大根を作りました。準備は着々と進んでいます。お会式の準備をしていると、昔のことを鮮明に思い出します。
 
 年間行事は、各行事に重要な意味があります。けれども、嫁ぎたての私に、各行事の重要な意味などを想像する余裕はなく、夢中で行事をやり切ることだけで精一杯でした。献立も試行錯誤の連続で、愚か者の知恵は後から・・と言いますが、何がベストであるのか・・という答えが見つかるまでの苦悩は、簡単ではありませんでした。ある時期に、答えが見つかった時に、なぜ?こんなことも思いつかなかったのだろうと思ったほどですが、遠回りをしたような気になりますが、回り道をしたから導き出された答えもあるように思います。

お花が届く・・

2017-10-30
 親先生から、「お花が届いているから、取りに来てね・・」という電話に、富士吉田文化祭にお花を出瓶する予定を思い出しました。難しい作品を作る自身がないので、少し手間をかけると見栄えする花材を注文していました。
 
 午後8時30分頃、孫を寝かしつけると一緒に眠り、12時頃目覚める・・そんな日が多くなっています。今日も、11時に起きて、お花の下処理をすることにしました。
 
 ヤマシダという植物を10本・・シダ科は葉から水分が逃げてしまい、チリチリした表情になってしまいます。そこで、桃の花や馬油などを葉に塗ると、水分が逃げません。しかし、これがなかなか手間がかかります。
 
 シダの葉先が、もさもさしているので、これをカットするととてもスマートになります。油をを塗った後、シダをカットする作業がすべて終わると午前3時を過ぎていました。秋の文化祭シーズンと、寺の行事・・辛いです。