寺庭のつぶやき

華伝書・・

2017-11-18
 私の花道歴は約20年弱です。この花歴は、決して長いといえる時間ではありません。しかし、その間にいくつものお免状をいただいています。その度に、花の極意の書かれた花伝書を頂戴しますが、親しんでいますか?と質問されたら、どちらかといえば、遠い存在です。
 
 お稽古に来てくれる可愛い子供たちと、花伝書を身近に感じてもらいたいと思うようになりました。花伝書には、お花を上手に生けるためというよりも、人がどのように考えたら生きやすいか・・その極意が書かれていると感じるからです。
 
 大人になってから花道を学ぶと、お花を生ける・・ということが重視されてしまいます。家元で学ぶ機会をいただき、その講義で花伝書に触れることが度々あります。そこで耳にした内容が、とても心に残り、「池坊」という流派の深さに感銘し、心奪われていきました。
 
 子供たちが、花伝書に触れて、その内容に心奪われことはないかもしれませんが、花を生ける・・この行為と、生けるための姿勢が少しでも理解できたら、どれほど心を豊かにしてくれるのだろうと、そこに大きな期待をしています。
 
 日本の伝統文化である華道・・それは、より良く生きるための日本人独自の積み上げられた知恵が詰まったものです。少しずつ・・花伝書の内容を深めていけたら・・と感じます。

年末年始に向けて・・

2017-11-17
 今日は、年末に必要なものの買出しをしようと思っていました。当たり前といえば当たり前なのですが、店は年始モード満載です。
 
 おせち料理の販売・・来年のカレンダー・・お年玉袋・・カレンダーは先月中に注文してくれたので、比叡山カレンダーは届いています。おせち料理は、年末に買出しをしているので、まだ気持ちに余裕があります。お年玉袋・・をすっかり忘れていました。
 
 押し迫ってしまうと、気に入った袋が見つからずイライラしてしまいます。今日、気に入ったお年玉袋を購入することができましたので、とても嬉しくなりました。
 
 年末には、東円寺だよりを檀家さんに届けています。記事を書かなくていけません。現状は、白紙状態です。来週も、様々な予定がありますので、何か一つでも、仕事を終わらせておきたいと思っています。

叡山講福聚教会東日本詠舞大会・・

2017-11-16
 大会は、花巻市文化会館で行われました。花巻市は、宮沢賢治の故郷です。健治氏は、「法華経」の信奉者だったそうです。有名な詩、「雨にも負けず」は、人の生・老・病・死の苦しみと経典に登場する常不軽菩薩の行の姿をうたったと言われているそうです。
 
 私が御詠歌をすることになったのは、東円寺に御詠歌の講員さんがいてくださるからです。現住職が若い頃、御詠歌を習っことがきっかけで、40年以上続いています。叡山福聚教会に登録はありませんが、いつか東円寺として大会に参加できたらと思っています。
 
 神奈川教区寺庭婦人会として初めての「句頭」という大役に、お仲間の奥様方は、「あなたの好きなキーでお唱えしてくれれば、みんなで頑張るわよ・・」の言葉と励ましをいただき、全力で句頭に臨みました。句頭の最後のフレーズまで来ましたら、今までの緊張が体に現れ、手の震えが止まらず、鈴がうまく触れません。その後は、皆様のお言葉通り、お声が会場いっぱいに広がったように感じます。
 
 住職の年齢を考えたときに、御詠歌の指導者がいなくなり、講員がなくなっしまうことを危惧しました。息子の代になるまでの中継ぎとして神奈川寺庭人御詠歌の会にお仲間入りさせていただきました。けれども、習い始め、本山などで行われる研修会に参加させていただき、歌詞を書かれた方々の思いをお聞きすると、御詠歌の深さに、心奪われます。
 
 御詠歌を習いは初めて6年ほど・・今後、どのような活動を展開していくことが、地域貢献につながるのか模索しなければなりません。模索しなければならないことが多すぎて・・・
 
 今朝、不思議な夢を見ました。濁流に流されて横たわる、子供を抱き抱える慈母観音様のお姿を見ました。津波に流された多くの子供たちを観音様は抱かれて行かれたのだと感じました。悲しみは癒えませんが、観音様は、私に、「寄り添うことの出来る人になれるよう精進しなさい・・」そんなこを伝えたかったのかもしれません。

叡山講福聚教会東日本詠舞大会と東日本大震災物故者7回忌法要・・

2017-11-15
 東京駅に午前9時15分集合でした。大月駅まで送ってもらい、午前6時30分の東京駅直通電車に乗りました。到着は8時10分頃、集合場所が行ってみないと分からないので、少し早めに向かいました。
 
 今日は、午後2時から、中尊寺にて東日本大震災物故者七回忌慰霊ならびに、復興祈願法要が行われました。小雨が降っていました。紅葉した葉が、はらはらと落ちてきました。
 
 「綺麗ね・・」と皆さん口々に話されていました。私は、紅葉はあまり好きではありません。忍野村に嫁いで特にそう感じるのですが、寒さに弱いので、気温が下がると美しく色付いた葉が、あっと言う間に散ってしまうからです。無常を感じるからです。人生と重ねてしまうようです。
 
 満天星ツツジという植物は、寒さに強く、時間をかけて色付いてくるので、どこか安心して見ることができます。美しいものを見て、素直に感じることの出来ない自分が時々嫌ですが、それが私なのですから仕方ありません。
 
 大震災を思い出すと、胸が締め付けられます。中尊寺の本堂は大きくないこともあり、本堂の前にテントが立っていました。私たちはテントの中から、本堂から聞こえてくる般若心経や御詠歌を一緒にお唱えさせていただきました。
 
 天台座主のお言葉に、「被災された方々に限らず、不安や悲しみを抱える方々に寄り添うて参ることが、お役に立てること・・」とおっしゃられました。ただその言葉を胸に刻む一日でした。

明日の準備・・

2017-11-14
 明日から一拍二日で、天台宗東日本詠舞大会が岩手県花巻市で開催されます。揃いの神奈川寺庭婦人会のお着物がありますので、着物の準備もしなければなりません。何よりも、御詠歌の練習がしかったのですが、とても時間がありませんでした。
 
 泊まるための準備も重要ですが、2日間家を空けること、また、その間にしておかなければならないことも準備の一環です。お花・・寺のこと・・11月23日に行われる精神対話士の打ち合わせ等々・・
 
 昨日提出した書類のコピーをもって、親先生のお宅へ伺い、提出書類の確認をしていただきました。どのタイミングで、どのような時間を使ったら効率的なのか・・そんなことばかり考えていますが、思い通りに行かないことも多いので、やっぱり諦めながら、再チャレンジする・・その繰り返しです。
 
 明日の準備もできました。忘れ物があるような気がして心配はつきません。
天台宗 東円寺