寺庭のつぶやき

直面しないと・・

2017-08-02
 私は、3人兄弟の長女として誕生しました。両親は、意識的ではありませんが、私を子供と言うより同志として育てていたように感じます。そのお蔭でというと響きが良いのでそういうことにして、けれども子供の頃は、相当おませな子供だったのだと思います。
 
 感受性の強い性格だったため、洞察力があったのかもしれません。そんな性格が素直に育てば、現在の私は存在しませんが、もう少し何かが変わっていたのではないかと思うことがあります。
 
 母は末娘だったので、40代半ばで祖父は81歳でした。少しずつ体力が衰えトイレに間に合わないこともありました。20代前半だった私も、祖父の世話をしていました。それが当たり前だと思えるように育ててくれた母に、数年後心から感謝していました。
 
 ご自分のことが自分でできる元気な80代の方も多いと思いますが、80歳は大きな峠のようです。お世話になっている方のご主人が、ご兄弟の死によって気力が衰え、歩くこともままならなくなってしまいました。ご主人を尊敬し、ご主人を頼りに生きて来られた方ですから、日増しに弱っていくご主人を受け入れることがお辛そうです。
 
 頑固だった私の祖父ですが、年には勝てないと世話をしながら痛感しました。人は、そのような場面に直面しなければ理解できないことが多いのかもしれません。

竿飛び・・

2017-08-01
 今日は、滋賀県近江八幡にあります伊崎寺では、千日会が行われました。千日回峰行の祖と言われる、相応和尚が建立された由緒のあるお寺です。
 
 伊崎寺には、千日回峰行を満行された上原阿闍梨様がお住まいになっています。息子は、大きな行事の時にはお声をかけていただきお手伝いさせていただいています。
 
 学びは時に苦しいことも多いと思いますが、ご縁というのはあり難いことで、とても可愛がっていただいている様子が、何気ない会話から伝わってきます。
 
 一刻一刻変化していく中で、昨年同様お手伝いに行かせていただけるということは、家族が皆元気に過ごし、何の心配もなく留守にできるということだと思います。お声をかけていただける間は、その声にお答えできるよう心がけていたいと思います。

郡内開催・・

2017-07-31
 対話カフェ・・という精神対話士による気軽にお話をする会は、昨年甲府地域で開催しました。今年も3月は、甲府を中心にした国中で開催しました。
 
 今年、山梨県から補助金が出ましたので、県内全域を目指して、9月2日には長坂町で対話カフェが開催されます。11月は郡内開催を予定していて、会場選びを頼まれました。
 
 会場についての問い合わせをいただきましたが、お花の勉強がありましたので今週動くことになりました。初めての開催ですから、雲をつかむような話ですが、富士吉田市の福祉課に相談に行くことにしました。
 
 昨年、今年と山梨日々新聞に掲載されていますのでその記事と、山梨市は広報に載せてくださっていますので、広報などを見ていただきました。お話は分かっていただけた様子でした。
 
 多くの方が、気軽にお話しできるような場所を提供できたらと考えています。秋は多くの行事があって頭が痛いです。7月もあっという間に過ぎてしまいました。

伯母が・・

2017-07-30
 生涯独身を貫いた叔母が遊びに来てくれました。人生最後の海外旅行にカナダへ行ってきたお土産を持って・・77歳・・一人で行ってきたようです。
 
 出発する数日前に電話があり、カナダへ行くこと。緊急連絡先が私になっているからよろしく・・と。人生は一度きりです。年齢を考えたときにも、本人が望むように生きればいいのではないかと思い、くれぐれも気を付けて・・と送り出しましたが、帰宅したという連絡がありませんでした。
 
 10日ほど前、電話をすると元気そうな声で、「お土産を届けようと思っていた・・」と。お土産はどうでも、元気な声を聞くことができて安堵しました。
 
 私にとって叔母は、子供の頃に多くの思い出を作ってくれた人でした。夏休み・・3人の兄弟を預かり、後楽園遊園地に連れて行ってくれました。叔母は、会計士の資格を取得するため、会社通いをしながら勉強していたようです。結果的には諦めることになったようですが・・
 
 当時は、東京の平井というところに住んでいました。祖父が亡くなった時には、近くの寺院の住職にお葬儀を出してもらいました。その寺院の隣のお寺は、東円寺と深い縁のある寺院でした。
 
 昭和初期、先代の父親が30代で他界すると、修行を終えていない先代に変わって、東円寺を支えてくださっていたお寺でした。その寺院に、現住職の弟が大学生の頃下宿していたと聞きます。
 
 子供心に、伯母にとても感謝していました。そんな叔母も、孫から「お婆さん・・」と呼ばれ、嬉しそうにしている姿を見るのは複雑です。けれども、楽しい時間を過ごしてくれたようなので、多少は恩返しできたかしら・・と自己満足しています。

それぞれに・・・

2017-07-29
 私も無事につつがなく授業を終えて帰宅しました。娘と孫も帰宅していました。夏は冬に比べると衣服の生地が薄いので荷物は軽くなると思っていましたが、汗をかくことで着替えが必要でした。その原理は、子供も大人も関係なく、娘も孫の小さな洋服を何組も用意して出かけたようです。
 
 宿泊先には、洗濯機があり洗濯できて良かったことを話していました。小さなTシャツも一枚は一枚です。私は、ホテルの浴室に洗濯ものを干すことに抵抗を感じていましたので、帰宅して洗濯するようにしていました。しかし、汗の量が想像以上だったので、汗の匂いが染みた衣類を想像し、ホテルのランドリーコーナーを見つけ洗濯しました。
 
 最近のホテルは浴室乾燥機能があると聞きますが、私が宿泊している処にはそのような機能はありませんでした。イチかバチか一晩浴室に干してみました。想像以上にぱっりと洋服が乾いたのでなんだか嬉しくなりました。
 
 学ぶことは素晴らしいことですが・・その学びをどのように役立てたらいいのか・・そのことを考えると頭が痛くなります。