寺庭のつぶやき

余韻に浸る暇なく・・

2018-04-22
 昨日住職は15000歩歩いたそうです。私も初めてですが、かかとが痛くなりました。今日は本堂を使う法事がありますので、昨日中に、地蔵尊大祭の片づけは8割ほど終わっていました。
 
 私は、実家の用事で東京にあります教会の110周年記念大会行事に参加してほしいと頼まれて地蔵尊大祭が無事に終わって良かった・・・という余韻に浸る暇なく重たい体を引きずって東京へ・・
 
 今年弟夫婦が地蔵尊祭に手伝いに来られなかったのは、記念行事の準備があったからですが、前日に弟のお嫁さんが忙しい中手伝ってくれたお蔭もあり、無事に準備が整いましたので、私もその恩に報いなかればなりません・・・けれども正直辛い・・
 
 早朝6時に家を出て、お参りをすませて午後2時に帰宅の予定でした。ところが親先生から電話があり、富士吉田市開催ですが、小原流の花展があるのだけれど見に行きませんか・・とお誘いをいただきました。やっぱり正直な気持ちは辛い・・けれども、富士吉田に途中下車して花展を見ることに・・
 
 午後4時にはお子さん方がお花を取りに来ることになっていますので、それまでに帰宅しなければなりませんでした。時計を見ながら、余裕があるようなないような・・数分のくるいなく予定が予定通りに行くことはあり難いことです。今日の予定も無事に終わって・・・とても疲れました。

盛りだくさん・・

2018-04-21
小佐野社中ミニ花展
伝統文化いけばな池坊忍野教室
東円寺御詠歌講中
しょう遇さん体操
一隅を照らす運動大使 露の団姫
 子育地蔵尊大祭ほど思考錯誤している行事はありません。戦前まで多くの方がお参り来てくださっていたことを知り、平成の時代に嫁いだ私の知る地蔵尊大祭は、役員さんと御詠歌の方と、地蔵尊前で住職の読経と御詠歌をお唱えした後、昼食を食べる程度でした。
 
 地蔵尊祭は、地域に密着したお祭りだと感じ、檀信徒問わず門戸を開き、多くの方が気軽にお参りできるよう工夫が必要であると考えました。東円寺の歴史をよく知る方にご相談しますと、オカリナ演奏者のさとうともにさんをご紹介くださいました。11年、さとうともにさんをお招きして、笑いあり涙ありオカリナありのトークと演奏は、たくさんのファンがいらっしゃいました。しかし、お礼と車代を合わせますと、東円寺の財布状況が厳しくなるという問題もあり、一区切りつけさせていただきました。
 
 お抹茶についても、お手伝いくださっている皆さんは、毎年ボランティアでしてくださいます。茶券を売ってしまえば、責任も重くなるという理由もあり、地蔵尊祭のお抹茶は無料です。今年は、幼稚園生から小学生くらいまでのお子さんが「美味しい・・美味しい・・」とお抹茶をいただいている姿に感動しました。
 
 親先生の社中のミニ花展も、前日に無事に生け込みが終わり、生けてくださった親御さんが作品を見に来てくださったように感じます。ご協力くださった方々に心から感謝です。
 
 天台宗では一隅を照らす運動事務局があり、マスコットキャラクターのしょう遇さんの着ぐるみは事務局からお借りします。今年は手伝いの手が足りないこともあり、お花のお生徒さんのお母さんがお手伝いくださいました。この方は、ユーチューブをご覧になり、しょう遇さん体操を覚えてくださり、炎天下の中、頑張ってくださいました。しょう遇さんの前には、幼稚園生が真似をして参加してくれています。
 
 露の団姫さんの落語があり、落語が終わると昼食です。お参りくださった方が多かったのか?少なかったのか?私には全く分かりませんが、土曜日に変更することによって子供さんにお参りに来てほしいという思いが叶ったのでとても嬉しくなりました。

ハレとケ・・

2018-04-20
 今日は役員さんが集まり、境内を清掃し、地蔵尊祭準備をしました。八海清掃活動を予定していた日が雨になり、今日清掃活動をしていただきました。
 
 明日の花展のためのお花を注文をしていました。ところがハプニングがあり、届かない花材がありました。花材が届くまでの間、ハラハラドキドキしましたが、無事に生け込むことができました。あまり大きな声で言うべきことではありませんが、花材選びのポイントは、どちらかというと簡単に誰でも生けられるお花・・展示しますので、見栄え良く・・花材費は最小限に・・
 
 大きな声で言えない理由は、長年花道をされている先生方の考えと多少ずれがあるからです。花展といえば、少し高価なお花を使って、お花を生け込む時もそこにどれほどのエネルギーを注いでおられるのか・・出来上がった作品を拝見すれば、その思いは一目瞭然です。
 
 日本の文化にハレとケという言葉があります。時間論をともなう日本の伝統的な世界観のひとつです。ハレとは、「晴れ」特別な日、彩り鮮やかなシーンを言い、ケとは「褻」日常を表しています。ケだけでは単調になりがちな生活を、ハレの日があることでけじめをつける。けれども、この行いを身につけるためには、日々の生活を意識すること、また、膨大な時間がかかることを知っておかなければなりません。
 
 年配の先生にとってハレとケは、日常生活の中に身近に存在するものです。ところが現代社会の中で、ハレとケを意識して生活している方、特に世代が若くなればなるほどほとんどないでしょう。私も、寺院という場所に身を置くことになり、歳月を重ね、年間にある行事を繰り返し積み重ねてきた経験によって、ハレとケの意味を何となく感じることができています。
 
 晴れを迎えるための褻の日常は、どちらかというと地味なことを繰り返しています。だからこそ、ハレが美しいと言っても過言ではないと思います。
 
 日本文化の深さを感じながら、この深さを理解するための膨大な時間を飽きられることなく、楽しみながら習得してもらうことを意識するのは至難です。明日は東円寺ハレの日です。踏ん張らなくては・・

やむなく・・

2018-04-19
 今日は、神奈川教区寺庭婦人の御詠歌の練習日でした。前日まで悩み、やむなく欠席を決断しました。子育地蔵尊祭でとてもお世話になっているインド子供基金の代表者のお父様が104歳でお亡くなりなり、今日はお通夜でした。とても仲良くしてくださっている寺庭婦人の奥様が、ご一緒しましょう・・と誘ってくださいました。練習へ行くなら、お通夜もご一緒したい・・私の取り巻く現状を考えますと、時間の調整ができませんでした。
 
 時間を見ては、今頃・・そんなことを考えながら、今日できることをしっかりすること・・そう言い聞かせて、食材を刻み、掃除をしたり・・
 
 地蔵尊祭は、東円寺の境内、本堂、庫裏すべてを使うお祭りです。普段は、麻痺しているので境内や庫裏の広さを感じることはありませんが、大きな行事の準備をする時は、一つ一つの部屋が広いことを痛感します。
 
 本堂に花展会場を作ることにしました。私の目は節穴なので、時々見えているのに見ていないことがあります。花を展示するためのテーブルを置いてみると、本堂が広い・・と言うことに改めて驚きました。感覚的に、広い・・という意識を持たずにいなければ、日々の生活が苦痛に感じてしまうので、無意識に広いと思わないように自己暗示をかけているのかもしれませんが・・
 
 今日できることはやりました。クタクタです。

勝負の日・・

2018-04-18
 地蔵尊祭が数日後に控えているので、今日は勝負の一日でした。地蔵尊大祭は、東円寺の様々な行事の中でも華やかなお祭りです。子育地蔵尊大祭ですが、昔ながらの地蔵尊の縁日である24日にしていましたが、子供さんが参加することができないのは寂しい・・という意見もあり、今年から第三土曜日に変更されました。
 
 以前からお抹茶をお出ししています。お抹茶席があるだけでも重荷ですが、今年は親先生の社中でミニ花展を開催することになり、地蔵尊祭前日は、お花の生け込みの予定もありますので、今日と明日でほぼ準備を終えることにしています。しかし、今年は、弟夫婦のお手伝いが見込めないということもあり、手伝いを確保することが難しいことや、様々な意味で不安なことばかりです。
 
 今日やるべきことを終えると、お花のお稽古もありました。お花のお稽古の時間が増加傾向にあり、それは当然のことなのですが、東円寺の行事とお花のお稽古・どちらも疎かにならないように気を付けることが重要だと分かっていても、これほど余裕のない生活を送る意味はなんだろう・・・と
 
 昨日のような不思議な体験は、余裕がなく必死に生きているからこそかしら?と思ったりしています。