寺庭のつぶやき

野菜処理に追われて・・

2017-08-26
 法事と葬儀・・孫も家にいます。境内と墓地が一体型の寺院なので敷地が広いので、何をするにもひと手間多いように感じます。
 
 夏野菜も終盤になり、トウモロコシ、キュウリ、ナス、平十六などが届きました。キュウリは種をとって塩漬けを作りました。ナスは油を多めに使って焼き、甘酢醤油を作ってショウガを入れたたれに、焼いたナスを入れました。
 
 空いた時間に、洗濯ものを干したりたたんだりしているときに、チャイムが鳴らないとお客様に気付かないことがあります。様々に工夫してお待たせしないようにしていますが、チャイムに気付かない方、玄関を開けたときに鈴が鳴ると聞こえるだろうという思い込みなどがあり、今日も玄関を開けて「こんにちは・・」と声をかけてくださっていた檀家さんがいらっしゃたようです。
 
 孫は外で犬小屋の掃除をしている住職と一緒にいたようです。お客様に住職は気づかなったようです。檀家さんは孫に気付き「だれもいないの?」という質問をしたそうです。孫は「いるよ・・ピンポン鳴らしたら?」と言ったそうです。
 
 確かにピンポンが鳴り玄関に向かいました。このような場合、褒めてあげるだけにしたいところですが、「ピンポン鳴らしてくださいと言ってね・・」と、この言葉が耳に入ったかどうか分かりませんが、目まぐるしい成長に、驚かされる日々です。

過行く時間を・・

2017-08-25
 嫁いで間もない頃、忍野村の様々な風習を教えてくれた叔母様方が一人また一人と亡くなれて行きます。年々忙しさが増して、以前は近所でお茶をいただきながら、よもやま話をしていましたが、現在は、隣近所が遠くに感じます。
 
 訃報を聞き、年齢を確認すると若いとは言えないお年です。歳月を重ねていることを実感します。お世話になった方ですから、近所の皆様と出棺のお見送りさせていただきました。
 
 2時過ぎに帰宅した娘は、喪服に着替えて近所としての手伝いに向かいました。お通夜にお焼香するのは、すっかり娘の仕事になり、時に私が留守の時は、車に二人の子供を乗せてお焼香をさせていただいています。隣邦組のお手伝いは初めて経験です。疲労もあって、履き慣れないヒールに足がフラついたそうですが、無事に終わって帰宅しました。
 
 少しずつ、檀家の皆様にも顔を覚えていただいているようです。都会の寺院では考えられない、地域と密着した田舎の寺院ならではの仕事です。
 
 京都から一度だけ休憩を取り、懸命に帰宅した息子家族です。夏休みになりませんでしたが、多少義理を立てることができたようです。

タクシーに乗って・・

2017-08-24
 昨晩はとても疲れてしまいました。大浴場もありましたが、ホテルのバスタブに孫と入りました。カーテンをひいてそのカーテンが浴槽につかっている様子に驚いた孫は、「ばーば、カーテン濡れちゃってもいいの?」と・・その質問の背景を想像すると納得できますが、ホテルのバスタブに入るときにカーテンを浴槽に入れることが当たり前になっている自分に驚きました。次の瞬間、カーテンは濡らさないものなのに浴槽に入れることに違和感を感じている孫の成長している様子に驚きました。
 
 防水加工なのだということは理解できないと思いましたので、浴槽の外が水浸しにならないようにするためであることを説明すると、分かったようなそうでもないような反応をしていました。
 
 驚くことは続きました。夜、住職と私と眠るようなそぶりでしたが、「ママのところで寝たら・・」と促すと案外素直にママの部屋へ行ってしまいました。明日は6時30分に朝食を食べようと約束していましたので目覚ましをかけて、熟睡していました。
 
 トントントン・・と部屋をノックする音が響き、寝坊したのかしら・・と慌ててドアを開けると孫が立っています。「ばーばトイレ・・」と。寝起きでしたから、慌ててトイレに促して、よくよく考えると、ドアは自動ロックです。私たちが気づかなかったら締め出されてしまい、ドアの外で大泣きしたのではないでしょうか・・ゾッとしながら、ママが心配するといけないから部屋へ戻ろう・・と言い、やはり隣の部屋をノックするとママが驚いた様子で「部屋を出たの気づかなったよ・・」と。孫の成長は嬉しくもあり、また、心配が増える悩みの種でもあるようです。
 
 新幹線に乗って帰宅するため、三島からどの交通手段を使うのか悩み、三島から御殿場線に乗り換えて御殿場駅へ・・その後タクシーで自宅まで・・長距離をタクシーに乗るのは初めての経験でした。帰宅して5分しないうちに、葬儀の打ち合わせ・・私は、隣邦組なのでお線香をあげに向かいました。ドキドキバタバタした一日でした。

まさかの・・

2017-08-23
 今日から2泊3日で、京都へ行くことになっていました。天台宗のお座主になられるための登竜門と言われている「戸津説法」が21日~25日までの5日間あります。
 
 この戸津説法をされる方が教区内の方で、先代からのお付き合いがあったというご縁もあり、参列させていただく予定を立てました。若夫婦も、夏休みなく働いていましたので、一緒に出かけて、不義理をしている方にあいさつ回りを計画しました。
 
 夜7時・・電話が鳴りました。2軒隣のお婆さんが亡くなられたと・・道路工事のため、高速道路が混雑していたので、混雑を回避するために、予定していたことを前倒しにして半日を過ごしました。宿泊先のホテルに行く近道を通るつもりが道を間違えてしまったようです。ところが、それは見えない何かに引き寄せられるような不思議なことが続きました。
 
 霊的で怖いというより、その場所に行くべきして行き、そのお蔭でその後のスケジュールがスムーズに運びました。葬儀の日程は、25日通夜、26日お葬儀・・明日、住職と私は帰宅することになりました。
 
 戸津説法を聞くこともできません。しかし、不思議なことに救世主が現れて、お渡しいただくものをお預けすることができました。昨晩、道に迷わなければ・・私の経験上、普段は絶対に起きることのない道に迷ったり、不可思議な出来事には意味があるようです。
 
 まさか・・まさかの連続でした。

トルコキキョウ・・

2017-08-22
 今日は、お花のお稽古でした。500円という低価格でするお勉強もいいのですが、時には、お花を選びお稽古しようと思ったりします。
 
 一種生け・・基本中の基本です。理屈を理解するためには、回数が必要です。今日は、トルコキキョウを花材に選びました。けれども、とても難しい・・
 
 はらんは、葉の組み合わせを理解すれば何となく形になります。リアトリスは、真っすぐなお花ですし、ためがきくので基本の形に近づけることができます。
 
 トルコキキョウやカーネーションなどは、節をつかむと簡単に折れてしまいます。花・葉・茎・・植物の持つ特性を生かす難しさ・・一つ気を付けると一つ忘れ、自分の能力のなさに打ちひしがれます。けれども、お稽古を重ねることで、少しづつ出来ることが増えて行きます。できた・・と自分で感じたときの喜びは、温かな何かが内側から湧いてくるような不思議な気持ちです。
 
 継続が何より、自分の肥やしになることを感じます。そんな気持ちを、理解できるようになるまで、続けてくれることを望むのは、欲なのでしょうか・・
天台宗 東円寺