寺庭のつぶやき

早朝・・

2017-08-06
 今年は、毎年恒例の老人会の早朝清掃の連絡がありませんでした。窓を少しだけ開けて寝ていますので、軽トラックが馬道を上がってくる音や、話声で目を覚まします。ところが、今年はその気配を感じませんでした。住職が確認しましたところ、13名ほどだったと言いますので、年々、墓地清掃の参加者は減少しているようです。
 
 今日は、スターダストという芸能事務所から頼まれて、早朝プチ修行をさせていただきました。様子については、座禅・写経の近況報告をご覧ください。
 
 写経を終えてお帰りになったのが、午前10時過ぎでした。11時からは、本堂で法事がありました。次から次へと時間に追われて、準備をして片づけて、片づけて準備をする繰り返しです。
 
 お盆前の座禅や写経の予約は一段落しました。明日は、東円寺では新盆施餓鬼供養があります。お供え物を確認して・・行事に追われていますので、忘れ物がないか再確認をして、深い眠りに落ちました。

夏と言えば・・

2017-08-05
 東円寺の夏の風物詩は、野菜と格闘することです。家庭農園はしていません。お檀家さんが様々な野菜をもって来てくださるので、必要ありません。しかし、農作物は天候に左右されますので、収穫時は皆一緒です。
 
 お寺さんに持って行く・・と思ってくださるので、少量ではありません。そのお気持ちを想像するとあり難いの一言です。その思いを考えると、無駄にはできないと思い、様々な調理をします。しかし、これが以外に時間がかかります。
 
 先日、ズッキーニをいただきました。少し大きく、緑と黄色のズッキーニ・・5本。それ以外に、ナスやキュウリを調理しました。3人で調理して半日かかってしまいました。
 
 道心の中に衣食あり・・与えていただいたすべての物を大切にする心は大切だと思います。

座禅・・

2017-08-04
 昨日、今日は雨が降ったり止んだり・・時には、シャワーのような細かい雨が降っていました。8月8日は、忍野八海祭りが行われるので、八海清掃は8日前を予定します。今日が清掃日でしたが、雨が降ったり止んだりしていたので中止になりました。
 
 今年は昨年に比べて座禅の予約が多く、今日もサッカーチームの座禅をしました。サッカーチームなどの団体は練習の合間に座禅に来られていますので時間に制限があり、住職も時間に追われて指導していますので、座禅体験の感想をゆっくりと聞く時間が取れないことは残念です。
 
 「無」になることは、何より難しいことです。私は雑念の多い人間ですから、そんなお話をある方にすると煩悩が多いのでは?と、ニヤッとされ、ヒヤッとした思い出があります。
 
 座禅体験を通して、心に良い種が蒔かれていることを願っています。

多分最後だと・・

2017-08-03
 住職の母方の兄弟は叔父96歳、伯母91歳と健在です。ご夫婦ともにとても温厚な方です。ご夫婦共に教員をされていました。先生が90歳を過ぎていますので、教え子は還暦を超えています。
 
 数日前、電話があり叔母が山梨に行きたいと言っているので、息子さんと近所に住む教え子さんと3人で行きますという連絡をいただいていました。
 
 私は急きょ、お花の先生の用事を頼まれて家を留守にしてしまいました。帰宅すると、忍野八海を散策したり、昼食を食べて帰ってきました。叔母は足が弱くなっているので、支えがないとふらふらしていますが、顔色もよく元気そうでした。
 
 昨年不幸があったので、叔父と叔母の顔は久しぶり・・という感じではありませんが、遊びに来てくれるのは嬉しいものです。きっと山梨に来られるのは最後に・・なってしまうと本人も分かっているようでした。年を重ねる寂しさを感じながら、今できることやりたいことをしている伯母の生きる姿勢は素敵です。
 
 還暦を超えた教え子さん・・小学校を卒業してから約50年長い歳月の間、「先生・・先生・・」と慕う姿も美しかったです。住職と従弟の息子さんも、とても優しい方で、私たちが法事などでお宅にお邪魔して、帰宅したあとバタバタしていると、無事に帰宅したかどうか・・連絡をくださる方です。優しさは、心を温かくしてくれます。

直面しないと・・

2017-08-02
 私は、3人兄弟の長女として誕生しました。両親は、意識的ではありませんが、私を子供と言うより同志として育てていたように感じます。そのお蔭でというと響きが良いのでそういうことにして、けれども子供の頃は、相当おませな子供だったのだと思います。
 
 感受性の強い性格だったため、洞察力があったのかもしれません。そんな性格が素直に育てば、現在の私は存在しませんが、もう少し何かが変わっていたのではないかと思うことがあります。
 
 母は末娘だったので、40代半ばで祖父は81歳でした。少しずつ体力が衰えトイレに間に合わないこともありました。20代前半だった私も、祖父の世話をしていました。それが当たり前だと思えるように育ててくれた母に、数年後心から感謝していました。
 
 ご自分のことが自分でできる元気な80代の方も多いと思いますが、80歳は大きな峠のようです。お世話になっている方のご主人が、ご兄弟の死によって気力が衰え、歩くこともままならなくなってしまいました。ご主人を尊敬し、ご主人を頼りに生きて来られた方ですから、日増しに弱っていくご主人を受け入れることがお辛そうです。
 
 頑固だった私の祖父ですが、年には勝てないと世話をしながら痛感しました。人は、そのような場面に直面しなければ理解できないことが多いのかもしれません。
天台宗 東円寺