寺庭のつぶやき

方向性を・・

2017-07-27
 花道から学ぶことは、お花を生けるということ以外に考えさせられることが多いように感じます。五感が刺激されることによって、寺院運営についても、様々な角度から内面・外面を見る習慣が養われるような気がします。
 
 多様化した時代に、順応していく人々。順応できず戸惑っている方もおられます。私はどちらなのかしら。と考えることもありますが、時代背景によって変わる事柄に振り回されることなく、生きることができたら・・けれども、指針がなくては自分勝手な生き方になってしまいますので、方向性を見定めるものが必要です。
 
 池坊という流派は、変化を受け入れる柔軟な発想力があります。歴史があるからこそ、古いものと新しものを調和させる知恵があるのかもしれません。しかし、世の中には、柔軟に対応できない人もいます。その方たちに、理解していただくためにはどうしたらいいのか・・
 
 この苦悩は、一生続くことも分かっています。相互間の理解を得る努力も続けて行かなくてはいけないと痛感しています。生きる苦悩を再確認しています。

9月の予定・・

2017-07-26
 7月の半ばには8月のお盆を意識して様々な準備が始まります。8月に入ると、少しづつ日が短くなっていくように感じますし、秋の気配を感じます。
 
 8月お盆が終わると、10月3に行われる不二の祈りの準備にかかり、9月はお彼岸や秋祭り・・今年は、大きな行事前後に、様々な予定が入っていますので、体調管理をしながら準備をする予定です。
 
 精神対話士の対話カフェは9月2日に山梨県長坂コミニュテイステーションで開催予定です。11月23日は、富士五湖地域で開催予定なので、会場を決定しなければなりません。気にかかる仕事も山積みです。優先順位を決めて気張らなければ・・

民宿は大忙し・・

2017-07-25
 一週間ほど前、お葬儀の連絡がありました。民宿をされているお宅で、予約でいっぱいだったそうです。お葬儀をするために、ご予約いただいた方を親戚などの民宿にお願いしようと試みたそうですが、皆さん予約が入っていて受け入れができないというこで、葬儀の日程が決まりました。
 
 お客様がひと段落するのが、今日からだったようです。今日お通夜、明日葬儀の予定になりました。今日息子は、伊崎寺の竿飛びのお手伝いに行く予定でした。しかし、明日の葬儀を終わらせてから出かけることになりました。
 
 娘は、こどもおぢばがえりへ参加するため、親戚と出かける予定になっていました。娘にすれば祖父と合流することになっていて、父は孫と曾孫に会えることを楽しみにしているようでした。
 
 私は、毎日、自分がどれほど未熟であるのかを痛感する日々を送っています。夜は、ジャポニズの編集者の方と食事をさせていただきました。知識が豊富で一つ一つの内容が深く、聞き入ってしまいました。知らないことが多いことを痛感しました。この縁は、どのような未来に繋がっているのでしょうか・・私の人生は縁に支えられて、縁という船に乗っているだけなので、このまま見えないものに身を任せる人生を全うしたいと思っています。

蓮を生ける・・

2017-07-24
 仏様のお花・・蓮を生ける・・まさか私が蓮の立花を生けるような機会がくることを、お稽古を始めた当初想像もつかないことです。一種生けは伝花ですから、決まりがあります。決まりがあるということは、その決まりに当てはまる葉や花が揃わなくてはいけません。一般の花屋さんに頼むと揃うというものではありませんので、お稽古すること自体が難しい花です。
 
 もっと難しいのは水揚げです。蓮の茎に水を入れるための専用ポンプがあるほどですから、先生曰く、蓮を生けるのは時間勝負だ・・とおっしゃっていましたが、先生の言葉通り簡単に生けられるはずがありません。
 
 しかし、お家元でのお勉強ですから、専属の花屋さんから蓮を購入します。葉組(必要な葉と花を組んだもの)をしてくださっていますし、しっかり水揚げまでしてくださった蓮を使って生けることが出来るのですから、やはりここでなければ生けることが出来ません。
 
 20名以上の生徒の机には、蓮の立花が生けられていました。蓮から連想する阿闍梨様の笠を思うと、できながらも心を込めて生けました。先生に御手直ししていただき、出来上がった作品を見て、自分で花材を揃えて、本堂にお供えすることができるようになりたいと思いました。ここまで、花道に深く関われるのも家族の理解があるお蔭です。ただただ感謝です。終わってホッとしましたが、明日も難関です。とても疲れました。
 
 東円寺では、電話でお受けしていた座禅と写経の方が連絡なく来られなかったようです。最近よく聞く話ですが、ネット予約は連絡なくキャンセルになる場合が多いようです。ご自分の都合もあるかかもしれませんが、相手に都合があることを想像できないのは、とても残念です。

雅な・・

2017-07-23
 明日からお花の勉強が始まりますが、昨日は披露宴・・今日は法事・・片づけて・・留守中の準備して・・荷造りをして・・午後4時には出かけたいと思いますが、心の準備が・・
 
 それでも何とか4時台の新幹線に乗ることができました。今回は、一生の間に数回しか生けることの出来ない蓮の立花のお勉強がありますので、かなり緊張しています。「優雅にお花のお勉強ができて・・」と思われる方もいると思いますが、そこへ向かう想いは、私だけではなく皆さん並大抵ではありません。
 
 お花に対する姿勢は個々に環境が違いますので、同じではありませんが、お花人口の減少など自分の意思だけではない事情も様々あります。私自身も、個人情報の視点から多くを語ることはできませんが、足を運ばなければならない事情があったりします。
 
 疲労困憊でした・・しかし、今日は夜祇園祭の後祭りでした。四条通には町内の鉾が置かれ、夜の街を鉾に灯された提灯が雅な京都の夜を飾っていました。ちょっぴり一人鉾を見上げながら寂しく感じましたが、孫の健やかな成長を願いながら、一緒に歩けたら楽しいだろう・・・と、その気持ちだけで胸いっぱいになりました。
 
 ほんのひと時・・幸福でしたが、ホテルに戻り明日のことを想像して、真っ暗な気分です。人の心はいい加減です。
天台宗 東円寺