寺庭のつぶやき

座禅体験・・

2017-05-19
 年々、座禅体験や写経のお問い合わせが増えています。忍野八海に行くと観光客であふれていますが、東円寺は静かな時間が流れています。(お参りに来られたかたは、そのように感じてくださっているようです)
 
 2カ月ほど前に、ある団体様が今日の座禅体験の予約をされていました。警視庁の方でした。住職の弟は、退職するまで警視庁に勤めていました。また、お檀家さんにも警視庁に勤めている方がいるので、警視庁と聞いても驚かないのですが、座禅体験に来られた半数以上の方が、白バイ隊の方だったことには驚きました。
 
 どのような経緯から、座禅体験の申し込みがあったのか分かりませんが、プライベートで参加してくださったようです。貴重な時間だったと思いますので、有意義な時間を過ごしていただけら何よりですが・・・寺庭の立場では、想像の域を超えません。
 
 国の安全、また、地域の安全を守ってくださる職業の警察官・・日本の象徴である富士山の一合目に祀られていたお不動様のお導きがあったのかもしれません。

観音様のお導き・・

2017-05-18
 NHKの午前8時15分からの番組「あさイチ」に山梨県側の富士山を題材にした内容で、東円寺の本堂の天井絵が紹介されました。慎重に撮影をされて、内容確認のために何度も住職に電話をくださる丁寧さに、NHKの素晴らしさを感じていました。しかし、紹介される時間を考えますと、浪費した時間の1割も放送に使われないことに、カメラマンやスタッフの大変さを感じました。
 
 東円寺は富士山世界文化遺産に登録されてから、何度か紹介されています。しかし、そのほとんどが、忍野八海と関係の深い古文書を中心とした内容のものです。天井絵が紹介されたのは初めてのことです。天井絵については、住職も思いが深いので、今後どのようにして天井絵を紹介しようか考えていたところです。このタイミングに、放送されたことに意味深さを感じます。
 
 今日は、観音様の縁日です。行事予定に写経会と書いていますが、現在は私一人が観音堂建立を願って写経をしているという一人よがりな会です。多くの方からご寄付を頂戴していますが、組織的な事情から進展がありません。祈りに勝るものはないと信じていますので、願意はもちろん「観音堂建立」です。現状では、観音堂建立は観音様のみ知る世界です。
 
 久しぶりに、大寄先生がお越しくださいました。嬉しい反面、やはり、忍野八海の古文書や掛け軸を忍野八海を訪れた方々にご紹介しなければならないという使命感がありながら、進展しない状況を申訳なく感じています。そのような思いを持ち続けて10年以上の歳月が過ぎています。この思いはいつか誰かに届くのでしょうか・・

功徳・・

2017-05-17
 今日、実家の両親がきました。時には、ゆっくり宗教について語ることがあります。両親と話をしながら、伊崎寺で信者さんが阿闍梨様に質問をされた光景を思い出しました。
 
 「何かお話がありますか?」という阿闍梨様の質問に、その方は「今頃、お恥ずかしいのですが・・8月1日に行われる竿飛びですが、本堂でお経をお唱えしていますよね。その時に、お経本をバンバンと叩く所作がとても気になりました。どのような意味があるのでしょうか?」と・・
 
 「毎回、大般若経転読法要の前には、5分ほど法要の説明をしているのですが、聞き逃されたのですね・・」と優しく微笑み、「大般若経転読というのは、大乗仏教の経典600巻からなる膨大なお経を一文字一文字読むことができれば良いのですが、時間的に無理が生じますので、その代りにお経本を読み上げるように大きく経本を開く行為を転読と言います。竿飛びの時の大般若経転読法要は、導師を含み12名でお経をあげますので、一人50巻のお経をあげています。一巻のお経が読み終わると、読み終わった証拠にバンと経机に叩きますが、叩くというより、魔を封じる所作をしているのです。」と・・
 
 法要を目の前で見られる方は、大般若経転読法要の様子が分かりますが、12名の僧侶が一巻読み終わるタイミングはほとんど変わりませんので、バンバン・バンバンと言う音が耳の残る様子も分からなくありません。熱心な信者さんですから、大切なお経本をバンバン机に打っていることが衝撃的だったようです。しかし、「魔を封じる・・」という意味の深さを知り感慨深くされていました。また、大般若経の一番大事な部分を抜いたお経が般若心経であることも説明してくださいました。
 
 当たり前に知っている方も多いかもしれませんが、改めてお話を聞き心に優しく沁みました。古の叡智の詰まったお経を、多くの僧侶が読経する、また、転読する意味深さを考えさせられました。分かっているふりをしていただけであることを反省しました。また、仏教を知らない方に、分かりやすく伝えることの重要性を強く感じました。 

余裕をもって・・

2017-05-16
 伊崎寺では、午後1時からお護摩が焚かれます。30分前には到着する予定で時間を設定しましたが、名神高速道路は15日から集中工事をしていました。ICの入り口が封鎖されているところもあり、街中も渋滞していました。
 
 お護摩2分前に伊崎寺に到着しました。いつも、護摩の時間ぎりぎりになってしまいます。けれども、集中工事で事故なくお護摩に間に合って安堵しました。ふと、伊崎寺に初めて訪れた、10年ほど前のことを懐かしく思い出しました。
 
 今年、毎年先祖供養団参をしようと初めて14年目になります。先祖供養団参を継続して3年か4年目の時、龍石寺のご住職に、団参に参加してくださる方々に喜んでいただける趣向をご相談しました。ご住職のアドバイスで、「比叡山会館で上原阿闍梨様に法話をお願いしたら引き受けてくださると思う・・」とお聞きして、その重大さを知らない私は、安易に考え、「では、お願いできますか?」と頼んでしました。龍石寺のご住職とのご縁のおかげで、阿闍梨様は快く法話を承諾してくださいました。
 
 しかし、法話を聞きながら、ひしひしと自分自身の無知さを反省することになりました。引き受けてくださるからと、安易に考えてしまったことを深く反省しました。団参から帰ってから2か月余り・・8月2日に初めて伊崎寺へお参りしました。前日は、伊崎寺では最大の行事「伊崎の竿飛び」が終わった次の日でした。その時の光景は、今でも鮮明に思い出すことができます。私は、安易に考えてしまう自分を忘れないために、阿闍梨様のいらっしゃるお寺に命ある限りお参りしようと誓いました。
 
 様々な角度からものを見るということを伊崎寺で学ばせていただきました。阿闍梨様の言葉一つ一つは、時間の経過とともに、私の心に深く刻まれていくように感じます。

トリプル・・

2017-05-15
半年前まで、今日の予定は女子の研修旅行だけでした。しかし、8日が富士吉田仏教会の花まつりの予定が入り、八海清掃活動が今日に変更されました。また、私は、忍野村生涯学習お花のお勉強会を第三月曜日に設定してしまい、平成29年度第一回のお勉強が今日になってしました。
 
 5月は、エクシブ山中湖営業課の方が、参加してくださることになっています。何か一つやめるという選択もありますが、主婦も子供の予定をやりくりしながら生活していますので、研修旅行の予定を変えないことになりました。
 
 昼食の準備を終えて、家のことは娘に任せて、午前10時からお花のお勉強会・・私も、大人に教えるのは初めてだったので緊張しました。
 
 皆さんのお蔭で、楽しい時間を過ごすことができました。初めての方ばかりでしたが、お花も素敵に生けてくださいました。時間通りに終わり、昼食を食べて、毎年恒例の滋賀県にあります伊崎寺へ向かいます。しかし、午後1時過ぎ・・今日は途中下車をして名古屋で一泊しました。
 
 研修旅行なので、神社仏閣めぐりをします。名古屋と言えば熱田神宮です。三種の神器の草薙の剣が祀られています。また、信長が先勝祈願したことでも有名です。ガイドブックで拝観時間の確認をしました。日没と書かれていました。午後5時・・熱田神宮に到着しました。午後6時過ぎでも、社務所は開いていました。ゆっくりお参りすることができました。