寺庭のつぶやき

そうめん流し・・

2017-07-01
 2週間ほど前から、孫は「ばーば、そうめんスライダーをしたいね・・」と言います。「そうめんスライダー??」と疑問に思いながらも、スマホなどで検索することなく聞き流していました。あまりにしつこく言うものですから、娘に話をすると、おもちゃのそうめん流しでした。
 
 しかし、私が想像したそうめん流しは、流れるプールの縮小版程度に考えていました。ところが、名前通り「そうめんスライダー」は、プールにあるグルグル回りながら滑る滑り台の縮小版でした。
 
 これから夏本番です。食欲が落ちたときに、目先が変わってそうめんを食べてくれたら・・という想いも働き購入を決めました。二人の孫は、箸を上手に使いますので、流れ落ちてくるそうめんをキャッチして、楽しそうに食べていました。
 
 これから数日間、毎食「そうめんスライダー」をしようをせがまれそうです。

6月最終日・・

2017-06-30
 7月の声が聞こえてくると、お盆という文字が脳裏にチラチラし始めます。お盆を間近に感じることろは、秋のお彼岸・地元の秋祭り・不二の祈り・秋の文化祭関連の花展・お会式・・今年は神奈川教区の霜月会・・御詠歌の大会・・盛りだくさんです。
 
 夏休みは夏休みにはならない職業ですから、一足早く夏休みをいただきました。孫だけを見られる貴重な時間です。論文を書き終えたばかり・・・現在も京都大廻りをされている阿闍梨様や、十二年籠山行をされている侍真職様を思うと・・
 
 人生は矛盾だらけです。

間に合いました・・

2017-06-29
 精神対話学会に提出する論文が仕上がりました。数日前、不思議な夢を見ました。論文に必要な書物を読み漁りながら、十二年籠山行を満行されました、宮本祖豊師が2014年に出版された「覚悟の力」に引き込まれました。
 
 かなり興奮気味でしたから、眠りは朝かったように思います。何よりもどうやってまとめたら良いのか・・そればかり考えていたように思います。誰かが夢に出てくるわけではなかったのですが、脳裏に「和顔愛語」という言葉が浮かびました。聞いたことのある言葉ですが、意味を調べたことがありませんので、この言葉が論文にどのように関係するのか・・すぐにパソコンで調べると・・「大無量寿経」にあることを知りました。結果的に、「和顔愛語」で全体をまとめることができました。
 
 比叡山中、最も神聖な場所浄土院をお守りする「侍真職」。侍真職になるための修行「好相行」。十数年前、浄土院の最澄様の御廟の前で、延暦寺会館の参拝部の方からお話を伺った時の衝撃は、一生忘れることはないと思います。
 
 同時に、千日回峰行を満行された阿闍梨様に初めてお会いした時の心にこみ上げる感情が涙となってぽろぽろ泣いた日が昨日のことのようです。
 
 私が子供の頃、年配の方から「お金は湯水のごとく出てくるものではないんだよ。一所懸命働いた大切なお金なんだから大事に使うんだよ・・」と。この言葉を書きながら、死語のなりつつあると思うと ゾッとします。「湯水のごとく」の意味は、無尽蔵にあるかのごとくどんどん浪費している様子を表していますが、現代社会はまさに、食べ物、資源この言葉が当てはまっていると感じるのは私だけでしょうか。未来は決して明るくないと思います。
 
 しかし、そのような時代に関係ない生活が比叡山にあります。最澄様の教えを守り未来に繋いでいる人がいると思うだけで、未来は明るくなるかもしれないという希望が湧いてくるような気がします。
 
 自己満足の論文ですが、現在に残る十二年籠山行と千日回峰行に深く関わりのある「相応和尚」を題材に書けたことが喜びです。

懐かしい話を・・

2017-06-28
 人生が豊かに感じる瞬間は、人と人が触れ合う時、積み重ねてきた自分の人生と相手の人生が重なることを感じるときかもしれません。人生は自分だけの特別な時間がたくさん存在ましますが、その多くは、誰かの人生と重なっているようです。今日も、支えたり支えられた時間を共感する貴重な時間を過ごしました。
 
 先代の妻(現住職の母親)は、車の運転免許を持っていませんでした。昔から、新盆のお宅へ伺うのは寺庭の仕事でした。当時は、新盆のお宅にお線香をあげに行くと、お土産に砂糖をくださる習慣がありました。数軒歩くと、両手に重たい砂糖のお土産が・・・
 
 今日は、血縁関係はありませんが、親戚付き合いをしているお宅の回忌法要があり、参列させていただきました。昔話に花が咲きました。亡くなったお義母の話になり、その方が嫁いでから間もなく、新盆へ行くときには、車に乗せて行ってくださっていたそうです。
 
 お話は伺わなければ分からないものです。多くの方にお世話になって生きています。やはり、そのことを忘れてはいけないことを痛感します。

お花屋さんへ・・

2017-06-27
 7月29日~1日まで、忍野村にありますファナックという会社のカルチャーセンターの展示会でした。展示会にお花の展示したいというお話がありました。昨年、2名の小学生がお花を展示しました。今年も2名の小学生が展示することになっています。
 
 作品は、しまふといを使って、雨を表現してもらいました。主役のお花は、ガーベラです。先週は、お母様とお花屋さんへ行って選んで持ってきていただきました。今日は、お花を選ぶということは、生けるために何よりも大切な作業なので、お花選びの勉強をしました。
 
 最近は、ガーベラも様々な種類があり私なら迷ってしまいそうです。しかし、子供は迷うことなく、自分の好きな色、形を選んでいました。個性がはっきりしてるのだと感心します。
 
 ガーベラは、お花が可愛いお花ですが、茎の曲がりの面白いお花でもあります。茎の動きのあるものを選ぶようお話しましたが、どの程度伝わったのか分かりません。けれども、いつか面白いお花を生けてくれることを信じて・・楽しい時間でした。
天台宗 東円寺