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寺庭のはなだより

「寺庭のつぶやき」は、日々感じる矛盾、人間関係、お寺ならではの苦悩、時には、つぶやきではなくぼやきもありますが、四苦八苦しながらお寺で生活をしているリアルタイムな話題を、お届けしておりました。

 リニューアルしました「寺庭のはなだより」は、つぶやきという個人的な感想ではなく、「はな」をテーマに時には植物の「花」であったり、時に「はな」という植物と人を関連させながらお便りの感覚で発信させていただきたいと思っています。

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池坊全国大会・・・

2019-05-28
 池坊全国大会は横浜で開催されました。朝、全国大会に出席するために準備をしていますと、速報で川崎の登校中の集団にナイフを持った男が・・そんな恐ろしいニュースが聞こえてきました。
 
 1か月の間に尊い子供の命が奪われていることに、ただただ胸が痛みます。一呼吸して心を抑制することはできなかったのでしょうか。
 
 神奈川県知事から祝辞を頂戴しました。神奈川県連合支部は、地域や行政と連携して、「いのち」の授業の一環で生け花をしているそうです。植物を通して感じる「いのち」これからの社会は、倫理観や情操を育てることが重要です。
 
 生け花を学ぶことによって、それまで目に入らなかった植物に目が行くようになります。四季を感じることができるようになります。地面に生えている雑草や花に気付いたら、踏みつけるようなことはしなくなる・・と。無意識にいのちを感じるかだろうとおっしゃいます。
 
 いのちを意識できるようになると、命を大切に扱うようになる・・人の命が軽視されようとする社会に、植物と向き合ういけばなは益々重要である・・。胸に刺さるお言葉でした。

部屋は快適・・

2019-05-27
 外気温は22℃・・春ゼミも鳴き始めました。しかし、室内(庫裏)は快適な温度を保ってくれます。
 
 家を留守することが多く、今日はとても良い天気・・こんな日はお洗濯とお掃除をしたい・・けれども、東円寺の冊子の確認作業に追われて掃除はできません。
 
 洋服も冬から夏へ・・衣の入れ替えが必要です。昨晩は慌てて掛布団を冬仕様から夏仕様に変えなければ寝苦しいので、シーツを変えたり頑張りました。
 
  

大勢の方が・・

2019-05-26
 あり難いことに、実家の両親は健在です。しかし、無理難題を言う両親に頭の痛いこともしばしば・・今回も、どう考えても無理な計画でしたが、時には親孝行も必要かと、今回は両親の願いを聞くことにしました。
 
 祈り・・は様々です。祈りの形も様々です。宗教施設に身を置く者は、様々な祈り・・また形を知っていることも重要だと感じます。
 
 大きいことを言うようですが、やはり人が幸福に生きるためには、世界中の人が幸せであることだと思います。どこかの国を良くするために、どこかの国が犠牲になってはいけないと思います。小さな社会でも、自分の利益のために、他を踏みつけるようなことがあってはいけません。
 
 未来の子供が幸福でいられるよう・・祈りました。

切り開く・・・

2019-05-14
 どのようなことも、最初が大変です。理屈で分かっていても、どこか保身的な感情が先に立ち、先頭に立ち前に進むことができる人は少数でしょう。
 
 伝統文化を支えてくださっているのは70代、80代だと聞きます。少子高齢化は様々な分野に影を落とします。けれども、少子高齢化だけが伝統文化継承の壁ではないと思います。伝統文化の格式を重んじるがために時代のニーズに合わないケースもあるように感じます。
 
 いつの時代も、様々な変化があり、変化を繰り返しながら現代があります。その時代時代に求められているものをキャッチして、受け止めてもらえる土台を作ることが大切だと感じます。
 
 伝統を継承しながら、時代を受け入れる難しさ・・・温故知新と書くと分かったような気がしますが、実践はかなり難しいことです。けれども、実践が明日の文化継承に繋がる・・そう信じてこれからも学び続けます。
 

学ぶことの大切さ・・

2019-05-13
 人生は長い長い学びの時間であることを感じます。今まで目に入らなかった出来事・・一つ気付くとまた一つ気づいていなかったことに気付きます。
 
 何よりも、気づきと矛盾が一度に押し寄せてくると、今までの学びはなんだったのだろう・・と落ち込み、けれども、人生はその繰り返しであることを言い聞かせます。365歩のマーチではありませんが、一日一歩三日で歩、三歩進んで二歩下がる・・が頭の中に浮かんできます。
 
 今年もまた、池坊中央研修学院生となれたことは、あり難いことですが、学ぶ意味や取り組む姿勢を子供に見られていることを想像しますと、一時でも息を抜くことができない・・緊張感の中で学んでいます。
天台宗 東円寺
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