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寺庭のはなだより

「寺庭のつぶやき」は、日々感じる矛盾、人間関係、お寺ならではの苦悩、時には、つぶやきではなくぼやきもありますが、四苦八苦しながらお寺で生活をしているリアルタイムな話題を、お届けしておりました。

 リニューアルしました「寺庭のはなだより」は、つぶやきという個人的な感想ではなく、「はな」をテーマに時には植物の「花」であったり、時に「はな」という植物と人を関連させながらお便りの感覚で発信させていただきたいと思っています。

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クマガイソウ・・

2019-05-11
 人は変われるものだと・・自分の体験を通して痛感します。数年前まで、植物には全く興味がありませんでした。今でも好きな方に比べたら、まだまだです。興味が大ありなのが人・・です。
 
 植物は何も言わないから愛らし・・などと言う方もいます。花道をしているのにお花に興味がない・・と言ってしまうのはどうかしら・・と思いますが、お花とか植物に対する何か・・ではなく、お花や植物を生けて置くことによって、人の心が和む・・と言うことに最大の関心があるのです。
 
 親先生やお世話になっている先生方がお聞きになられたら、信じてもらうことができないか・・または変な人と思われるでしょう。
 
 そんな私も年齢的なこともあるのでしょうか・・境内に咲く山草に興味を持つようになりました。ここ数日満開なのは、クマガイソウです。今年は例年以上に株が増えて可憐な花を咲かせてくれています。
 
 クマガイソウの尊い命を奪ってしまいましたが、一株だけ切って飾ってありあす。

仏様・・

2019-05-10
 バブル全盛期、女性の衣料品は作れば売れる時代でした。新入社員600名・・研修道場を会社でお持ちなって、新人研修を道場でされていたそうです。現在でも衣料品販売はしているそうですが、バブル期ほどではありませんので、道場を人手に渡すことにしたそうです。
 
 この会社と縁があり、研修道場に仏様を祀る時に開眼供養をさせていただいたのが東円寺だったそうです。抜根供養も東円寺にお願いしたい・・という連絡ありました。
 
 そこに安置されていた仏様はお釈迦様だったそうです。仏様を東円寺でお守りしてほしい・・と頼まれ、住職と息子と2人で抜根供養に行きました。
 
 様々なお話を伺い、お釈迦様は東円寺に来てくださることになりました。不思議なご縁です。

小さな積み重ね・・

2019-05-09
 最近痛感することは、人生は小さな小さなことを積み上げていくことの難しさです。積み上げたものを壊すことは簡単にできますが、積み上げる・・という歳月は石の上にも三年ということわざに象徴されるように思います。
 
 東円寺の小冊子には、四季を通じた行事を紹介しています。季節感がでるような写真を使っていますので、臨場感もあるように思います。
 
 東円寺は不思議な寺院です。様々なところから、様々な仏様が集まっていらっしゃいます。そのためなのでしょうか・・一年を通じで様々な行事があります。冗談交じりの会話に死ぬまで続けて行かなければならないのよね・・と。けれども、これは冗談でなく現実です。
 
 その行いは、本当に小さな小さな積み重ねです。積み重ねることの重要性を感じながら、時にのしかかる歴史の重圧に心が折れそうになることもあります。けれども、そんな気持ちも小さな積み重ねだと感じます。

最終段階に・・

2019-05-08
 約1年かけて、忍野八海周辺にある多くの商店、また民宿様のご協力により、東円寺と忍野八海の歴史を網羅したB5番サイズ42ページの小冊子が、完成まであと一歩です。今日は、東円寺の石造仏の写真と内容の確認、ご協賛いただきました商店の広告の最終チェックを編集者さんとしました。
 
 忍野八海がなぜ世界遺産の構成資産に登録されたのか?詳細を説明すると文字ばかりになってしまいます。写真と文字のバランスが絶妙です。読みやすさも抜群です。多くの方が、完成を楽しみに待ってくださっています。予定では6月中に完成するそうです。
 
 今日は、八海清掃も行われました。昨晩富士山に雪が降り、田植えなどの目安になる農鳥は、ベールをかぶったような・・あまり見たことのない美しい景色を拝むことができました。薄氷のはる寒い朝でしたが、役員・有志の方が参加してくださり、今日も清掃活動ができましたことを心から御礼申し上げます。

富士吉田仏教会花まつり・・

2019-05-07
 富士吉田仏教会では、毎年この時期に寺院経営の幼稚園と保育園が合同で、花まつりを行っています。各幼稚園・保育園の園児代表は年長さんです。短い距離ですが、白い像を引いて歩きます。朝薄日が差していましたが、時折灰色の雲がかかると気温が下がり、肌寒い日となりました。
 
 息子は毎年お手伝いに行きますが、昨年も「花まつり」の日にお葬儀が重なっていたような記憶があります。富士吉田市内の寺院経営の幼稚園に通う孫も参加するので、少しだけ様子を見に行ってきました。
 
 孫は帰宅しますとご機嫌が斜めでした。どうしたの?と聞くと、寒くて疲れた・・と。帰宅する少し前には道路の轍に水が溜まるほど強い雨が降っていました。冬に逆戻りしたような寒さだったので、富士山に雪が降っているだろう・・と家族で話ていました。
 
 夜の温度は2℃でした。明け方はもっと冷え込むでしょう・・翌朝、水たまりは薄氷がはっていました。5月なのにこれほど冷え込むのは珍しことです。
天台宗 東円寺
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