寺庭のつぶやき

庫裡の繰り言

 寺庭のつぶやきは、日々感じる矛盾、人間関係、お寺ならではの苦悩、時には、つぶやきではなくぼやきもありますが、四苦八苦しながらお寺で生活をしているリアルタイムな話題を、お届けしたいと思っています。
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日本いけばな芸術展・・

2011-10-17
 毎日、「お仕事ですか?」と、聞きたくなるほど、東京に行くことになってしまいました。お花の先生が、「支部長先生が、日本いけばな芸術展に出展されるので、拝見しましょう。」と、誘ってくださいました。明日から、お檀家さんを連れて、比叡山に行かなくてはいけないので、出来ることならお断りしたかったのですが、来週には、私たちの花展があります。支部長先生にはとてもお世話になっているので、拝見させていただくことが、道理ではないかと思い、車で日本橋高島屋に行って来ました。

 芸術展ですから、池坊だけではなく、たくさんの流派のお花を拝見させていただくことが出来ました。とても、お勉強になりました。

 大勢の方が、花展に来られていまいた。統計では、華道人口は減ってきていると聞きます。しかし、今日の花展では、本当に減っているのかしらと、疑いたくなるぐらいに、気合いの入った数々のお花を拝見出来ました。
 
 明日からの旅行を心配しながらも、今日も無事に予定をこなせた事に、感謝です。

メンタルケア・スペシャリスト養成講座・・・

2011-10-16
 今日は日本女子体育大学で、メンタルケア・スペシャリスト養成講座を受講してきました。東日本大震災後、メンタルケアが大切であると、様々な所で言われていました。5月だったと思います。何気なく新聞を読むと、「精神対話士」という、メンタルケアのスペシャリストがいる記事を読みました。とても興味があったので、早速、インターネットで調べてみると、誰でも受講することが出来ることを知りました。
 
 家族の中に、介護を必要としている人や、重い病気を患っている人などとの、コミュニケーション能力を上げるために受講される人や、引きこもりや不登校などで、どのように向き合い、対処すればいいのか?
 また、医療従事者など、患者さんとの人間関係を、円滑にするために受講されている方もいらっしゃいました。受講の目的は様々です。

 私も、お寺という場所柄、大切な人の死を受け止められない人を、日常的に目にします。何か言葉をかけたくても、その言葉は適切であるかどうか、判断する物差しがありません。メンタルケア・スペシャリストの講座は、ずっと探していた、「言葉の物差しだ」と、思いました。ドキドキ、ワクワクしながら、電車を乗り継いで、日本女子体育大学に向かいました。

 第一線で活躍されている、慶應義塾大学の教授や、名誉教授など、最先端の情報をお聞きすることは、驚きと感激でした。一生懸命に受講していたためか?慣れないことをしたためか?頭がずきずきするほど、夢中になっていました。
 衝撃的な遺書を読んでいただきました。文が長いので、簡単に紹介したいと思います。13才の男の子で、白血病を煩い、亡くなってしまいました。その男の子が、お医者様と看護師さんに書いた遺書です。
 
「僕の側にこそっと入ってきて、黙って出て行く。どうしてそうなの?死ぬことが怖いのは、僕なのに・・・死ぬことについて、どうして死ぬの?死んだらどこに行くの?たくさんの事を質問するかもしれない。けれども、答えを教えてほしいのではありません。誰かが側にいて、そっと、手をさしのべてほしいだけです。話をしたい。僕の心を分かってほしいのに・・・」
 この遺書は、「僕と同じ病気の人に、同じような思いをしてほしくないから」と、書かれたものでした。とても、考えさせられる内容のものでした。

米軍座禅体験・・

2011-10-15

 日米合同演習が行われています。今日は、日本の文化に触れるという企画から、そば打ち体験や富士山五合目見学、その企画の中の一つに座禅体験がありました。

 午前中訓練があり、着替えてからの行事参加だったそうです。予定時間は大幅に遅れていました。しかし、予定通りに行事をこなして行ったようです。
 座禅体験と言っても、遊び感覚のようでした。住職が話していることを、真剣に聞いていた方もいたそうですが、聞いていない方もいらしたようです。様々な仏教用語が出てきますから、通訳も難しかったのではないかと思います。雰囲気だけは、感じていただけたかしら?と思っています。

 短時間の間に、予定がぎっしりだったので、目に映るもは、不思議なものだらけです。カメラを手に、記念写真を真剣に撮っていました。お寺は、不思議なものだらけだったと思います。
 座禅前の様子を、写真に写させていただきました。また、座禅体験後の住職と一緒の写真も、皆さん笑顔でした。感想を聞くことができず残念でしたが、日本での楽しい思い出を作ってくれたと思います。

久しぶりのゴルフに・・・

2011-10-14
 今日の天気予報は雨でしたが、日中は雨も降らず、爽やかな日となりました。住職は、数ヶ月ぶりのゴルフコンペでした。しかし、数ヶ月ぶりのゴルフでした。その間ゴルフクラブも持たず、練習もしていませんので、スコアはひどかったそうです。

 先代が元気だった頃は、暇な時間を使って、ゴルフ場に足繁く通っていたそうです。しかし、先代が亡くなってからは、1ヶ月に一度だったものが、2ヶ月に一度出来たら、3ヶ月に一度かな?というようなペースで、今では、年2・3回多くて、4・5回行けるだけです。練習もしていないのに、良いスコアが出るはずもなく、気の毒に感じます。

 健康のためにも、月に一度ぐらいはラウンドできたらと思うのですが、行事、法事などなど、なかなか現実には難しいようです。お互いに、ストレスがたまらないように、いい加減に息抜きが出来たらと感じています。

今年も無事に誕生日・・

2011-10-13
 東日本大震災後、ふとした時に感じる、生かされていることに感謝する気持ち・・・今年も無事に、娘の誕生日をお祝いしてあげることができました。年を重ねることは、当たり前のことではないことを、痛切に感じています。先日46歳で亡くなられた方を考えても、命あることの喜びを感じなくてはいけないと思っています。

 昨年の今日書いた、つぶやきを読んで、まさか3月に大地震が起きることは、誰も予想していませんでしたし、娘の結婚が決まるとも思っていませんでした。明日は何が起こるのか?誰にも分からないのです。確かに今を生きている。この事実を、大切な時間として意識することが、今、私にできることだと思っています。
 
 最近、一人でお出かけする機会があります。嬉しいような、寂しいような不思議な気分です。家族で出かけると、共通の話題に花が咲きます。一人のお出かけは、気楽でいい気分です。しかし、どちらがいいの?と比べられても、比べようがありません。けれども、よ〜く考えてみると、家族がいるから、一人の時間が楽しく感じるので、比較すると、家族でお出かけが、一番の幸せなのだと思います。

 今年の娘の誕生日は、家族それぞれに予定があり、食事会はできませんでした。しかし、来年の今日が、今年より少しでも良い日になっているように、努力あるのみと気合を入れた今日でした。