寺庭のつぶやき

庫裡の繰り言

 寺庭のつぶやきは、日々感じる矛盾、人間関係、お寺ならではの苦悩、時には、つぶやきではなくぼやきもありますが、四苦八苦しながらお寺で生活をしているリアルタイムな話題を、お届けしたいと思っています。
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重たい言葉・・

2018-05-21
 私生活と仕事が一緒というのは、その判別が難しく、報告・連絡・相談が、私的なことなのか・・公的なことなのか・・日々意識しなければ言葉にすることを忘れる結果になります。
 
 娘にすると、煙たい存在の親に何よりも面倒なことは、相談をすることではないかと思います。相談すれば、耳に痛いことや、聞きたくない言葉もあるでしょう。しかし、私生活であれ、仕事であっても、すべて私たちの生活に深く関わってくることですから、私的・公的を分けること自体無理があると私は思っています。
 
 時には、言い争いなることも・・そんな中、珍しく住職がポツリポツリと語り始めました。性格というものは、日々の生活や心掛けが習慣になってそれが性格になる・・と。良い性格もそうでなくても、性格は変えることが出来る・・と。
 
 人は甘え始めればいくらでも甘えることが出来る・・と。甘えないようにするためには、意地や自分で自分を律することだと・・珍しく、ポツリポツリと・・言葉を噛みしめるように話してくれました。心に重く残りました。

ぐったり・・してはいられなかった・・

2018-05-20
 小学生も高学年になりますと、塾やスポーツクラブなど・・平日は忙しいようです。昨日、花展に行ってしまったために、可愛い生徒さんと今日はお稽古をすることになっていました。
 
 生花・・それもカキツバタをする約束をしていましたので、しっかり教えてあげなくてはいけません。カキツバタは、通年物で四季を通じて生けることができる花ですが、四季の生け方が決まっています。初夏のカキツバタは、葉がしっかりしてきますので、お稽古する時期がとても良いとされています。
 
 時期の花は、タイミングを逃してしまうと1年後になってしまいますので、この時期にどうしてもお稽古したいと思っていました。
 
 お稽古だけはなく、家を空けていましたので、家のこともしっかりやらせていただかなくては、私の形見は狭くなってしまいます。気分は、ぐったり・・・でもぐったりしてはいられませんでした。

難しい判断・・

2018-05-19
 日本橋三越の2次展に、富士吉田の先生が出展されています。親先生と出展された先生の作品を拝見する約束をしていました。しかし、午後2時からは精神対話士の会議がありました。可愛いお弟子さんも行ってくださるというので、無理な予定を承知しながら、精神対話士の会議も欠席の選択はしませんでした。
 
 親先生も家庭事情からゆっくり東京見物・・というわけにいきませんので、作品を拝見したら帰宅しようという話になっていましたので、帰宅後、多少遅刻しても、会議に参加した方が良いだろうと判断しました。しかし、その判断は大間違いでした。
 
 午前8時に家を出発して午後1時30分に富士吉田に帰っていました。しかし、それから甲府市へ・・冷静に考えれば日曜日の甲府周辺の道路はかなり混雑しています。遅刻などという言葉では済まに時間になっていました。
 
 お休みします・・と言ってしまうことは、安易ではないか・・と思ったのですが、皆さんにかける迷惑まで計算できなかったことを反省しました。何事も判断の難しさを痛感しました。後悔先に立たずです。

先生は大変・・

2018-05-18
 日本橋三越では、16日から21日まで池坊花展(本部展)が開催されています。一般的に池坊の花展は2日間交代になります。1部展が16日・17日、2部展が18日・19日、3部展が20日・21日です。
 
 同じお教室に、2部展に出展される方、3部展に出展される方がいました。2部展に出展される方は2日前に帰られて、3部展に出展される方は、明日生け込みがあるそうですが、帰宅されてすぐの生け込みですから、気力・体力ともにお辛いと思います。また、学校花道をされているようで、お弟子さんも出展されるとか・・先生という方は本当に大変です。
 
 そのような背中を見せられては、弱音など言っていてはいけない・・と思うのです。帰宅しますと、私に文句を言われまいと必死に整理整頓された形跡が・・ここでもやはり弱音を言う状況にありません。
 
 洗濯物の詰まったトランクを開けて、必死に洗濯機を回して、様々なお花に使った道具を片づけて寝室に行きますと、孫が待っていてくれました。お風呂に入り、孫を寝かしつけ、洗濯ものを干して布団に入ると12時を過ぎていました。明日も・・予定を思い出したくないほどですが、頑張っている先輩たちがいるのですから・・私も頑張らないと・・

客観的な視点・・・

2018-05-17
 今年は、先生を自分で選び授業選択をして受講している池坊中央研修学院での学校生活・・私は、実技よりも講義を楽しく感じています。今回先生を選ばせていただいた大きな理由は、客観的な見方を重視されることでした。
 
 自己満足であってはいけない・・日本の伝統文化であるいけばなは、おもてなしの心が詰まっています。おもてなしとは、自分の好みを相手に押し付けてしまってはいけません。相手の好みを想像しながら、その方が喜ばれる誂えをすることです。
 
 しかし、これが難しく一生懸命になればなるほど、自分の世界感に囚われてしまうのですが、心が囚われていることに気付かない場合も多いようです。
 
 何事も客観的な視点を備えていたいものです。お花を取り合わせる時のポイントは、そこに生けたときそのお花や葉が美しく見えるかどうかです。生けても葉と花の間に挟まれるようになり、葉や花が見えない、また窮屈に見えては意味がないよ・・と。
 
 その言葉は、生きるための極意に聞こえてきます。あまり効果的ではないことにこ囚われてしまうことが多いように感じます。今必要なこと・・客観的に物事をとらえる視点を学んでいます。