寺庭のつぶやき

庫裡の繰り言

 寺庭のつぶやきは、日々感じる矛盾、人間関係、お寺ならではの苦悩、時には、つぶやきではなくぼやきもありますが、四苦八苦しながらお寺で生活をしているリアルタイムな話題を、お届けしたいと思っています。
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見てくれている・・・

2018-07-16
 今日は親戚のご法事がありました。本堂と庫裏の渡り廊下には、研究会で生けたカキツバタが生けてありました。私の顔を見ると、カキツバタがとてもきれいに入っていると褒めてくださいました。
 
 カキツバタのお生花が難しいことを知っておられました。昔、自分も生けたから分かる・・そう言っていました。花が生けてあるのはいいな・・・と。
 
 それから間もなく別の方が、忍野村の言葉で「おら~お寺に来ると、今日はどんな花が生けてあるのか、楽しみなんだよ・・今日の花もきれいに入っているな・・」と。私がお花でいない時に法事があったそうです。その方は娘に、「こんなにきれいにお花を生けてあるけど、誰に生けてもらっているんだ・・て聞いたら、お母さんだと聞いて、おら~びっくりしたんだよ。お花が生けてあるのはいいな~」と。
 
 生けたお花に名札でも立てて、「いつも皆様のことを思いながら生けています。」と書きたい・・そう思うことがありますが、誰か見てくれているだろう・・誰か、私のそんな気持ちを分かってくれる人がいるだろう・・そう言い聞かせて、お花を生けていましたが、面と向かって褒めていただいたのは初めてでした。
 
 言葉にしなくても、心が伝わることを実感しました。時間とお金を使い、時にはそんなに勉強して何になる・・そう思われているのではないか・・不安な時もあります。けれども、今日かけていただいた言葉は、費やした時間が無駄ではなかったことを実感しました。とても励みになる言葉でした。

痛い・・

2018-07-15
 家の中にいると、外気温がかなり高くても、午前中暑い・・と感じることはあまりありません。夕方になると、屋根に溜まった熱が下りてくるような感じで、暑くなります。
 
 今日は、お外に出ると、日差しが痛い・・じりじりするという感じではなく、熱を感じて皮膚が焼けているのかもしれない・・と錯覚するほどの強烈な日差しが・・
 
 忍野村は海抜が高いので、太陽が近く、紫外線が強いのではないかと思います。このような炎天下の中、泥の除去作業や家の清掃に終われている方を想像すると、痛い・・などと言っているのは・・そう思い反省しています。
 
 今日は富士吉田分会の研究会がありました。カキツバタをお稽古しました。今年は、カキツバタを何度か練習できて嬉しく感じています。

お姉さんに・・

2018-07-14
 東円寺のお花のお稽古に来てくれた最初の子は、年中さんでした。現在小学校5年生になりました。
 
 花道を知ることは、大人になった時に、必ず何らかの役に立つと信じていたので、私が勉強させてもらいたいから習ってみない・・という軽い話でした。
 
 当時の私は(現在進行形ですが)、お花のことを分かっていませんでした。けれども、子供たちとお稽古をすることで、劇的に私の花に対する姿勢が変わったように感じます。
 
 そんなお稽古を数年・・花展に出展するとお友達がお花を見に来てくれました。その中の数名が、現在華道人として有望な卵たちです。5年生・・すっかりお姉さんです。4年生の時と比べることができないほど、大人っぽくなりました。
 
 子供たちとお稽古・・とても大切な時間です。

時は無情に・・

2018-07-13
 息子は東京の棚経へ・・娘と孫は息子の実家へ・・久しぶりに老人二人きり・・寂しいような、ほっとしたような・・
 
 6年前までは大人だけの生活でした。娘が結婚して、孫が生まれました。生活は一変しまいた。赤ちゃんの頃は、世話をすることだけでしたが、その後二人目が生まれ・・ドタバタした歳月が過ぎ、あっと言う間に幼稚園へ通うようになり、それぞれに意思を持ち始めました。
 
 意思を持つことは成長している証です。喜ぶべきことですが、ときに、その意思を尊重できない場合もあります。怒らなければならない時間が増えてきます。
 
 子供たちの声は、耳に心地良いものばかりではなくなってきました。親に叱られている孫を見ると胸が痛くなったり、けれども、助けてしまえば教育の妨げになると思うとグッと我慢したり・・この気持ちは、お婆さんにならなければ理解できないことでしょう。我慢する生活はなかな苦痛も伴いますので、一家族留守になると、そんな日々から、少しだけ解放されたような気分でした。
 
 娘が結婚してから、生活が変わったように感じていましたが、それぞれが様々な仕事を分担しているだけで、数年前と何にも変わっていないと思うのは、人がいない分だけ、普段より仕事が進んでいない・・と言うことでした。
 
 自分たちの時間を過ごしながら、時に孫は元気にしているかしら?と心配してみたり・・やはり時間は無情に過ぎているようです。

嬉しそうに・・

2018-07-12
 明日幼稚園は、お泊り保育があり年長さん以外はお休みなのだそうです。1カ月ほど前から、13日にお婿さんの実家へ行く予定をしていた娘ですが、今日お義父さんが帰る時に、一緒にお婿さんの実家へ行くことになりました。
 
 東京は明日からお盆に入りますので、棚経のお手伝いがあり婿さんは東京へ行きます。来月は、東円寺もお婿さんの実家の寺院もお盆で忙しいので、今回の日程はお互いに無理なく、また、ゆっくりさせていただける予定になっています。孫たちには、少し早い夏休みです。
 
 下の孫の言葉も聞きとれるほどお話が上手になってきましたので、私も日々成長の様子を楽しく見させていただいていますが、孫の成長の速さに驚かされます。離れていれば、なお一層成長を感じることでしょう。
 
 孫もじーじとばーばが大好きで、嬉しそうに車に乗って出かけてしまいました。様々な状況を理解できるようになったことは、成長を感じ嬉しい反面、ちょっぴり寂しく感じたり・・人の感情はいい加減なものです。
天台宗 東円寺