寺庭のつぶやき

庫裡の繰り言

 寺庭のつぶやきは、日々感じる矛盾、人間関係、お寺ならではの苦悩、時には、つぶやきではなくぼやきもありますが、四苦八苦しながらお寺で生活をしているリアルタイムな話題を、お届けしたいと思っています。
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ワイナリー・・

2018-07-06
 住職の祖母は、勝沼からお嫁に来ています。その昔は、それはそれは広いブドウ畑を所有していたそうです。ブドウ農園は、葡萄酒を作っていたそうです。
 
 現在は、山梨の甲州ワインと言えば世界的に有名になりましたが、葡萄酒を作っていたころは、日本酒より安くお酒が飲める程度のもので、ワインボトルなどありませんから、葡萄酒は一升瓶に入っていました。
 
 昔ながらのワイナリーには、一升瓶の取り扱いをしているところもあります。住職の祖母の実家は戦前からのワイナリーです。数年前、当主は60歳という若さで、病魔に勝てず他界しました。現在は、奥様が社長として頑張っています。
 
 久しぶりに、お中元に使うためのワインを買いに行きました。葡萄酒とワインの違いを説明していただきましたが、お酒に弱い私には、説明をお聞きしても分かったような・・分からないような・・けれども、期間限定・・それも葡萄酒は一升瓶・・数日前から販売していることを聞き、数本購入しました。

商売・・

2018-07-05
 どのような職業でも、賃金を頂戴することは大変だと感じます。中でも、商売というのは、厳しい世界であることを感じます。
 
 親切と思って口を聞いても、それが本当にその人の為になることであるのか・・・それは、思うほど親切ではなく迷惑なこともあるように感じます。
 
 私は根っからの世話焼き・・言い方を変えるとおせっかいなので、時々自分のことを客観的に見たとき、もう少し思慮深くなれないものかと反省することがあります。けれども、性格というのは簡単に変えられるものではく、見方を変えると、世の中におせっかいな人もいないと、まとまらない話もあったりするのではないか・・と都合よく考えることもあります。
 
 けれども、商売に関わることとは、やはり慎重に行動することが必要であると感じます。守ること‥挑戦すること・・言葉では簡単に言えますが、継続すること、決断することの難しさを感じる貴重な経験をしました。

お稽古・・

2018-07-04
 習い事の多い子供のスケジュールを管理するお母様には頭が下がります。何よりも、習い事が多い子供が、きちんと何らかの意思をもって習い事に取り組んでいる姿に感心します。
 
 お免状を取得したいと習っている子供には、小学生の内に、基礎を覚えほしいと思っています。その思いを子供たちはしっかりと受け止めてくれていますので、飲みこみの速さに驚きます。
 
 研究会という試験のようなものに参加してくれていますので、これに参加するときには、研究会前に2回ほど練習しますと、花型、花材の扱いを学ぶことができます。お稽古というには、その繰り返しによって、視覚的に感覚的に習得しているのだと思います。
 
 今日は、時間差で来月の研究会のお花・・カーネーションの一種生けをお稽古しました。生け終わって、仕上がったお花を見ますと簡単に生けられているように思いますが、そのように見えるほど、様々なところに目を配り、作品を完成させていますので難しいことも多いのです。学校帰り・・疲れていることと思いますが、集中してお稽古してくれていました。

久しぶりのミーティング・・

2018-07-03
 最近は、それぞれが忙しくしていますので、家族・職員が揃うことは珍しく、娘に話したつもりでも話ていなかったり、そんなことが日常です。
 
 時には、情報を共有することも大切です。今日は全員揃ったので、ミーティングをしました。大きな議題としては、今月21日に行われます、座禅体験の見直しでした。
 
 昨年までは、親子座禅体験を開催しました。しかし、座禅に対する認知度は低く、興味があっても何となく寺院の敷居を高く感じる方もいるようです。参加人数は多くありません。
 
 そこで、若夫婦は、子供(孫)のお母様たちにお声をかけて、こども発心会(ほっしんえ)という会をするのはどうだろう・・・と。やってみなければ分かりません。ということで、今年は座禅ではなくこども発心会を開催することになりました。発心会を簡単に説明しますと、お釈迦様の教えを、分かりやすくお伝えする会です。
 
 幼稚園児は、しょう遇さんの塗り絵をしていただくようです。親御さんには、写仏と言って、仏様の絵を写経のように写すことをしていただきます。お話と写仏を合わせて約1時間ほどです。終了後は、麦茶とお菓子を食べながら雑談時間を30分ほど取るそうです。
 
 天台宗の一隅を照らす運動ではこども発心会を推奨しています。記念品もご用意しておりますので、興味・関心のある方はお気軽にお問い合わせいただきたいと思います。

昼間から・・

2018-07-02
 親子で家業を営むことは大変です。特に、娘は一人っ子でしたし、住職がとても可愛がって育ててくれたこと、また、後を継いでくれることを覚悟してお婿さんをもらい、子供も生まれそれだけで大きな役割を果たしていると、周りの方からも褒めていただき、そうなると・・・
 
 人はやはり「能ある鷹は爪を隠す」とか、「実るほど頭が下がる稲穂かな」という状況に自然になれるよう日々努力することが肝心であると思っています。しかし、若さ・というのは、経験不足によって思いあがってしまうことがあるものです。
 
 私自身も思い出せば恥ずかしい経験が幾つもあります。だからと言って徳川家康のように「鳴くまで待とう時鳥」という人になれないのが、私もまだ未熟者だからです。
 
 もともと声の大きな家族ですから、夜なら大騒ぎをしても獣か何か程度で済むかもしれませんが昼間から恥ずかしいほどの大声で喧嘩を・・・私も良い年になりますので、大げんかはこれきりに・・と反省しました。
 
 しかし、そう思うと、人生の先が見えて来ている気もします。後先考えず夢中で生きられる若さとパワーが軽減していることに、寂しさを覚えながら・・・親というのは、幾つになっても子を思うものです。
天台宗 東円寺