寺庭のつぶやき

庫裡の繰り言

 寺庭のつぶやきは、日々感じる矛盾、人間関係、お寺ならではの苦悩、時には、つぶやきではなくぼやきもありますが、四苦八苦しながらお寺で生活をしているリアルタイムな話題を、お届けしたいと思っています。
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準備はOK・・

2017-11-02
 明日の私の仕事は、お手伝いに来てくださる役員の奥様が来られる前に、30Kのお赤飯を蒸かし終えることです。お赤飯が蒸かし終えれば、私の仕事の役7割は終わった・・と言っても過言ではありません。
 
 他界された方を思い出す時、自分が年を重ねていることを痛感します。毎年、同じ行事をすることで、苦に思うことが年々変化しています。
 
 老化を予想して、少しずつ負担が軽減されるよう試行錯誤は続きます。江戸時代から続いていてる東円寺の様々な行事・・簡素化せず、無理をしないよう、多くの方にお参りいただけるように・・答えを模索するのは苦しいことですが、その繰り返しによって、答えが見えてくることがあります。その感覚が苦労する醍醐味に思えます。
 
 明日の準備はOKです。お天気も良いようです。3連休初日なので、出仕していただく和尚さんには渋滞という迷惑をかけてしまいそうです。

様々な思い出・・

2017-11-01
 お会式・・と言えば大根でした。10年ほど前は、役員さんが軽トラックの荷台に積まれた大根を「奥さん、何本使う?」と聞いてくれますが、その答えは耳に入っているのかどうか・・50本ほどくださいました。
 
 当時は、けんちん汁を作ってみたり、おでんを作ったりしました。おでんなど煮物はたくさんの具材で煮る方が美味しいと言いますが、大きな鍋過ぎて、煮崩れて美味しそうに見えない・・という失敗もあったり・・
 
 けんちん汁も、大根を湯でこぼす作業をひと手間加えるだけで美味しくなります。しかし、この作業が大量過ぎて、体力を消耗させます。とても不思議ですが、私が嫁いで間もない頃、近所にいた役員さんが、畑で作った大根をもって来てくださいました。その方が亡くなられると、別の役員さんが・・
 
 大量の大根が届かなくなると、献立も変化しました。自分たちの体力とも相談しながら、お越しくださる方に喜んでいただける献立を考える。その試行錯誤が現在のスタイルへ反映されています。
 
 大根をくださったていた役員さんは、遠いところへ旅立ってしまいました。多くを語らない方々でした。けれども、優しい気持ちが伝わってきました。お会式が近くなると、大根と格闘した思い出と一緒に、大根を持って来てくださった方々のお顔が浮かびます。

買出しへ・・

2017-10-31
 お会式のための買出し・・自動車が沈みこむほど重たい食料品ばかり・・中でも一番重たいのは、こんにゃくです。お会式の献立は、竹輪の天ぷらがのったうどんと、味噌田楽・・こんにゃくとうどんの調達がメインです。
 
 味噌、砂糖、醤油・・どれも重たいものばかり・・まかないで振る舞うのは、ポテトサラダ、花豆、きんぴら、厚揚げの煮物です。調味料も重要な食材です。お店によって取り扱っている商品が違いますので、効率よくお店をはしごするのも重要です。
 
 漬物は、先日白菜と大根を親戚からいただいたので、白菜漬けと大根は酢漬けの桜大根を作りました。準備は着々と進んでいます。お会式の準備をしていると、昔のことを鮮明に思い出します。
 
 年間行事は、各行事に重要な意味があります。けれども、嫁ぎたての私に、各行事の重要な意味などを想像する余裕はなく、夢中で行事をやり切ることだけで精一杯でした。献立も試行錯誤の連続で、愚か者の知恵は後から・・と言いますが、何がベストであるのか・・という答えが見つかるまでの苦悩は、簡単ではありませんでした。ある時期に、答えが見つかった時に、なぜ?こんなことも思いつかなかったのだろうと思ったほどですが、遠回りをしたような気になりますが、回り道をしたから導き出された答えもあるように思います。

お花が届く・・

2017-10-30
 親先生から、「お花が届いているから、取りに来てね・・」という電話に、富士吉田文化祭にお花を出瓶する予定を思い出しました。難しい作品を作る自身がないので、少し手間をかけると見栄えする花材を注文していました。
 
 午後8時30分頃、孫を寝かしつけると一緒に眠り、12時頃目覚める・・そんな日が多くなっています。今日も、11時に起きて、お花の下処理をすることにしました。
 
 ヤマシダという植物を10本・・シダ科は葉から水分が逃げてしまい、チリチリした表情になってしまいます。そこで、桃の花や馬油などを葉に塗ると、水分が逃げません。しかし、これがなかなか手間がかかります。
 
 シダの葉先が、もさもさしているので、これをカットするととてもスマートになります。油をを塗った後、シダをカットする作業がすべて終わると午前3時を過ぎていました。秋の文化祭シーズンと、寺の行事・・辛いです。

台風のお蔭・・

2017-10-29
 今年は、雨の多い年です。お盆・・お彼岸・・毎週続く台風・・今朝も、庫裏の屋根から落ちる雨だれの音が、響いていました。
 
 忍野村文化祭の後片付の時間は、午後3時30分でした。ところが、台風の影響を考えて、前倒しとなり、午後2時50分に発表会は終了しました。
 
 多少早くなると思っていたのですが、想像以上でした。皆さんのご協力で、素早く片づけも終わり、ずっと頭に重くのしかかっていた花展は、無事に終わりました。
 
 台風のお蔭で、今日は片づけ終了後すぐ、横浜に向かう予定でした。先日の寺庭婦人会祝賀会の反省会がある予定でした。台風という気象状況に不安を感じたり、疲労困憊で車の運転をすることに不安だったり・・欠席の連絡をしようかしら・・と迷っていると、延期の連絡が入り、本当に安堵しました。
 
 予定が一つキャンセルされたことと、花展終了の安堵感から、体が解けてしまいそうな疲労感に包まれました。いよいよ11月3日のお会式に向けてスイッチを入れ直さなければなりません。11月も予定が詰まっていますので、緊張が解けるのは、まだまだ先です。