寺庭のつぶやき

庫裡の繰り言

 寺庭のつぶやきは、日々感じる矛盾、人間関係、お寺ならではの苦悩、時には、つぶやきではなくぼやきもありますが、四苦八苦しながらお寺で生活をしているリアルタイムな話題を、お届けしたいと思っています。
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御詠歌の練習・・

2018-03-12
 1月と2月はお休みだった御詠歌の練習が、3月から始まります。春彼岸の中日には、戦没者慰霊祭が行われます。慰霊祭では御詠歌をさせていただきますので、今日は慰霊祭にお唱えする曲の練習をしました。
 
 現在は教本に載っていない曲があるのですが、東円寺ではずっとお唱え続けられています。それが良いことであるのか、そうではないのか・・現時点での判断は難しいところですが、口伝のように唱えられています。
 
 御詠歌の練習が終わりますとお茶の時間です。先日、東日本大会のDVDが届きました。詠舞などもありますので見ていただきました。
 
 私が参加しているものを見たい・・という話になりました。私はとても自分の映像を見る勇気はなかったので、いただいてから封を切らずにいました。自分が出ている映像は、見るに忍びない、想像以上のものでした。マイクの感度が良いので、音が外れていることも分かります。手が震えて鈴の音がしっかりでなかった時に、しまった・・という顔が、そのまま映像に残っていました。
 
 不細工でも、太めでも迷惑をかけていないと思ってきました。ところが、アップはいけません。もう少し外見がきれいに見える努力も必要だと・・・痛烈感じました。

震災の記憶・・・

2018-03-11
 生きるということは、自分の力だけでどうにかなることは少ないように思います。生死を分けたものはなんだったのか・・そんなことを思っても答えは見つかりません。生かされながら苦しみを感じる人も少なくないことを、震災を忘れないために・・・という様々な特集番組が放送されることで、苦しむ人を救う手立ては難しいと思うばかりです。
 
 国会はうんざりするほど同じ質問と答弁が放送され、真実は誰がどのような形で教えてくれるのか・・それは本当に真実なのか・・そんな疑問をいつまでも持ち続ける時間は無駄とは言わないのだろうか・・国会が開かれていると1日で大金がかかるそうです。この大金を浪費しないように、建設的に話を進めてくださる救世主は現れないのでしょうか・・
 
 一昨年フィギュアスケートの羽生君が出演して注目を浴びた「殿、利息でござる」という映画の原作、「無私の日本人」磯田道史著という本を読んでいます。農民を守るはずの幕府の政策は、真逆に農民を苦しめていました。その制度をどうにかしなければ、村はなくなってしまう・・そこで、村の有志が立ちあがり、お金をかき集め幕府にお金を貸し付け、利息を取るという、本当にあった涙なくては語れないという内容のお話です。
 
 一人の知恵者がいて賛同する仲間・・生きるという意味で本当に必要なことは、利害の追求ではなく、賛同する者は損をする覚悟が必要で、その覚悟が大業を成すのだと思います。幕府=政治家と言った構造でしょうか・・いつの時代も、利害を考えない政はできないのかもしれません。
 
 人が苦しむ姿は、見たくないと思う気持ちは皆一緒だと思うのですが・・無力さを感じる追悼の日です。

ため息・・

2018-03-10
 数年ぶりの海外旅行でした。旅支度は慣れていますが、海外は勝手が違い、準備するのは精神的に大変でした。大変と感じるのは、年を重ねて慎重になっているのだと思います。そう思うと、当たり前ですが、重ねている年を実感します。
 
 慎重になっているというと聞こえは良いのですが、慣れていないというのは体や心が自由自在に反応できていないことに愕然とする瞬間ばかり・・自己反省をしています。
 
 今日の気温は暖かくなるという予報でしたが、何となく肌寒く、移動疲れが抜けないまま、実家へ向かって、数時間後には帰宅する。こぼれるのはため息だけです。

地蔵尊の前掛け・・

2018-03-09
 東円寺は、東円寺だよりの発送が終わり一段落していました。年3回発行している東円寺だよりは、春彼岸号、お盆号、年末号です。印刷所に頼んでいた時代もありましたが、近年コピー機の性能が良いので、すべて自分たちで作る手作り感に溢れたお便りです。
 
 行事案内、行事報告を記事にするだけの難しいものではありませんが、内容についての話し合いをしたり・・思いを込めて作成しています。
 
 春彼岸号は、地蔵尊大祭のご案内が入ります。今年から子育地蔵尊大祭なので子供を連れてお参りに来ていただけるように第3土曜日にします。地蔵尊の護摩を焚き、前掛けをかけ変えます。その前掛け作りが始まりました。多くの方にお参りいただきたいと思っています。

衝撃的・・

2018-03-08
 今日の忍野村は雪が降っていたそうです。八海清掃日でしたが、14日に延期になりました。
 
 私は、中国という国の風習や思想に困惑していました。旅は歩くものです。しかし高齢の方が多い旅行はなるべく歩く距離を短くするのは鉄則です。そんな事情や何が起こったのか分かりませんが、昨晩の食事は驚くべきことが起こりました。
 
 予約をしていた食事場所には、どの程度なのか分かりませんが歩かなければならなかったようです。そこで、予定の食事時間2時間前に食事会場の変更をしたと誇らしげにガイドさんは話します。予約していた食事場所でキャンセル料は発生しないのかしら?と頭をよぎりましたが、ガイドさんの話しぶりでは当たり前というと語弊があるかもしれませんが、そういうこともあるようです。
 
 日本だったらどうでしょう・・そのやり取りを想像すると、ドタキャンがあっても中国人にとってそれは特別なことではないのかもしれません。私たちは、外国の方を受け入れるとき、その風習や思想を学んでいなくてはいけないのかもしれません。
 
 やはり昨晩から、胃の調子が悪く食事が美味しく思えなくなっていました。なにより辛いのはトイレ事情です。公衆トイレのドアに鍵をかけず入っている方が多い・・十数年前に富士吉田の寺院のお誘いで娘と植林に行ったですが、最終日に寄った故宮での珍事件を思い出しました。
 
 トイレットペーパーは詰まってしまうので流してはいけません・・という注意を聞き、また、公衆トイレに入るには使用料を払うこと・・日本のように綺麗なトイレでしたら使用料を払うことにためらうことはないかもしれませんが、綺麗とは言えません。また、大・小を分けて入らなければならないトイレがあることに驚きました
 
 故宮で公衆トイレに入るため並んでいると、使用料を徴収しているおばちゃまが大きな声で叫んでいました。通訳の方に叫んでいる理由を尋ねると、小しかしてはいけないトイレで大をしたとか・・生理現象を責めてしまうことができる国・・とてもショッキングな光景でした。けれども、叫ばれながら知らない顔してスタスタ歩き去って行った人の様子は、今でも鮮明に記憶に残っています。
 
 中国のトイレ話は奇妙なことばかりですからネタは尽きないのですが・・今日も、中国最後のトイレ・・空港での出来事です。込んでいたので並んでいると、後ろから間に合いそうもないので入るよ・・というジェスチャーをしながら堂々と割り込みしてくる中国人・・そんなことがあると聞いていましたが、目の当たりにすると目は点です。無事に帰国しました。