掛け軸・仏像

地獄図

 東圓寺の地獄図は、年号などがない為に、どのくらい前のものか分かりません。しかし、この地獄図を見た時、感じることがあると思います。初めて目にした時には、衝撃的でしたが、10人目の五道転輪王の解説を読み納得しました。
 地獄図は、怖いものではなく、人が生きるための戒めとして、知っておくことも大切ではないかと思います。
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地獄図1

初七日 秦広王
初七日 秦広王
二七日 初江王
二七日 初江王
三七日 宋帝王
三七日 宋帝王
四七日 五官王
四七日 五官王
五七日 閻魔大王
五七日 閻魔大王
六七日 変成王
六七日 変成王

地獄図2

七七日 泰山王
七七日 泰山王
百ヶ日 平等王
百ヶ日 平等王
一周忌 都市王
一周忌 都市王
三回忌 五道転輪王
三回忌 五道転輪王

仏像

東円寺には村指定重文の聖観音像の他にも、古い仏像があります。ここにその代表的な仏像を載せました。

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仏像の写真
東円寺 目黄不動明王像 室町時代造
仏像の写真
聖観音像 文保元年(1317年)造 村指定重要文化財
仏像の写真
大日如来座像

不動明王

東円寺には、明治11年3月に書かれた不動尊永代護摩連名簿が残っています。前文には、不動尊は昔、江戸の某が富士山一合目の鈴原に安置されたもので、そのことは多くの人の知るところである。明治の(廃仏毀釈の)ため山から降ろされ、上吉田(富士吉田)の稲田氏、小佐野氏、持田氏三名がお堂を建てて祀っていました。ある日、稲田氏はこの不動像が「私は、忍草山(東円寺)に移りたい」と云う不思議な夢を見ました。驚いて他の二人にも話したところ、他の二人も同じ夢を見たと言います。そこで昨年(明治10年か)不動尊を東円寺に安置した。と書かれています。詳しくは、富士吉田市歴史民族博物館だより(MARUBI28号)に紹介されています。
時代は移り変わりましたが、現在も毎年1月28日には、東円寺の本堂で護摩を焚き、交通安全や除災招福を祈願しています。