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東円寺 墓地のご案内

東円寺 墓地

 東円寺の墓地は、東円寺本堂の裏側にあります。墓地は全て本堂に向かうよう作られています。現在の墓地の形態は、本堂でお経を唱えると、墓地に向かってお経を唱えることになります。先祖に対する先代の深い思いから、出入りの石屋さんに、お墓の向きを本堂に向かわせるようお願いしていたようです。公園墓地のように、整然とお墓が並んでいます。墓地は小高い丘の上にあります。忍野村を眼下に見下ろす事ができます。春には桜、夏は新緑、秋は満天星(どうだんつつじ)などの紅葉を楽しむ事が出来ます。
 
 忍野村と言えば富士山が美しく見える墓地を・・と望まれる方もいらっしゃると思いますが、残念なことに、墓地から富士山を拝む事はできません。300年ほど前、東円寺は現在の場所から約1㎞ほど東の方向にありました。その場所からはそれは美しい富士山を拝むことができます。しかし、富士山の宝永の大噴火によって本堂はに流されてしまいました。当時の住職をはじめとする村人が話し合い、富士山の大噴火に備え現在の場所に移ったと聞きます。そのような時代背景を考えますと、現在の場所は防災面からも安全な場所と言えます。考え方ですが、忍野村から富士山はどこからでも拝むことができます。しかし、忍野村を眼下に見下ろすことのできる墓地の場所は限られています。ご興味のある方は、お気軽にご相談下さい。

墓地について考えてみませんか

近年、菩提寺、葬儀、墓地について、様々なメディアで取り上げられおります。菩提寺という言葉をご存じでしょうか。先祖代々のお墓がある寺院を言います。江戸時代、戸籍制度はなく寺院で作られた檀家の台帳が現在の戸籍の元になっていると聞きます。ですから、昔は檀家さんと言いました。檀家は、暮らしを共にしている家族(同一住所)の方々を言いました。現代でも檀家という言い方をすることがありますが、正確には檀徒制度です。宗教の自由という概念で、先祖代々の寺院(菩提寺・様々な宗派があります)が存在していても、仏教(宗派が同じではんくてもよい)、キリスト教、神道など宗教を自由に選ぶことができます。選ぶ自由があります。けれども、選ぶ自由があると言いましても、とても問題が多いことも忘れてはいけません。多様化した社会によって、墓地事情が大きく変化しておりますが、現代社会は墓地問題の変化に対応はされておりません。身近な人の死によってはじめて、葬儀と墓地の問題に直面します。しかし、先にもお話しましたように、先祖代々のお墓を持っている人は、菩提寺という考えたことのない世界と突然つながらなくてはいけませんので、自分の意志決定が定まらぬまま葬儀という行事を行わななくてはいけないという現実に遭遇します。近年は、先祖代々のお墓がない方も増えております。菩提寺やお墓がないという事情も深刻なことが多く、そうした多様化した社会において、葬儀、墓地、菩提寺について考える機会になっていただけたらと思います。

菩提寺がある方⇒日頃からお付き合いがありますか⇒墓地がありますか⇒菩提寺の宗派を知っていますか

〇菩提寺とお付き合いのある方⇒墓地がある
素朴な疑問など、分からないこと知りたいことがあるときには、菩提寺のご住職の空いている時間などを聞き、話を聞いてもらいましょう。ご住職のお人柄ななどを知る機会、また、自分を知ってもらうよい機会になります。菩提寺においてもコミュニケーションが大切です。近年はお墓を壊して、墓地を寺院に返すという選択をする方が増えていると聞きます。墓じまいに迷っている方は、墓地を壊す前に、墓地を壊すことの利点は?墓地を残す利点は?広い視野で考えて慎重に決めてほしいものです。

〇菩提寺とお付き合いのない方⇒墓地がある・・先祖のお墓参りに行ってみましょう。お墓の場所などが分からないときは、恥ずかしがらずに聞いてみましょう。そのようなやり取りから、コミュニケーションを図ることができるようになります。菩提寺、また寺院を身近に感じられるようになれると思います。

先祖のお墓があるとないでは大違いです。

〇先祖の墓地がある・・墓地にはどなたが葬られていますか
  親の場合・・ご兄弟はいますか
  ご兄弟で誰がお墓をお守りするか話し合いましょう。
  結婚していない、または、結婚していても子供さんがおられない場合など
  次の世代を想像しながら話し合います。
  どなたが適任であるか見えてきます。
 ※墓地の永代使用料は菩提寺によって価格が違います。
  建墓は大きな費用がかかります。
  墓じまいする場合も、壊した墓石の処理費用など、まとまった費用が必要です。
  建墓、墓じまい共に、時代や世相に流されることなく、
  自分の取り巻く環境にあった選択が見つかると、未来に希望がもてます。

〇墓地がない・菩提寺がない
  菩提寺の選び方(参考)
  1.実家(親や親せきが健在ならば、相談する。相談した後、菩提寺に相談する) 
  2.実家の宗派から選ぶ(親や親せきに相談できない場合。宗派が違っても構いません。
   しかし、宗派もたくさんあるので迷ってしまう場合)
  3.住んでいる近所の寺院(近隣の方に評判を聞く。寺院に思い切って相談してみる) 

※まずは、身近な人とお話してみましょう。

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