不二の祈り
~不二の祈り~
「~不二の祈り~」のお護摩は、本堂がいっぱいになるほど多くの方が参列してくださいました。ゆっくり、上原大阿闍梨様の護摩の様子を拝見することはできませんでした。けれども、この法要の準備をさせていただけたことは心から感謝しています。
天野さんは、東円寺の行事に必ずカメラを持参して、様々な瞬間を写真という記録に残して下さっています。感謝以外ありません。出来上がってきたアルバムを見て驚き、データを見てまた感激しました。様々な仏様が炎の中に浮かび上がっています。自然と手を合わせたくなる記録写真です。
平成30年不二の祈り ご案内
平成30年不二の祈り (2018-08-14 ・ 280KB) |
平成30年 不二の祈り
2018-10-03
平成最後の年、不二の祈りのお護摩は5年目を迎えました。阿闍梨様がお住まいの滋賀県にあります伊崎寺は、前回の台風でご神木の大木が鐘楼に倒れてしまったそうです。伊崎寺は、琵琶湖の半島にせり出したところにあり、本堂から階段を下りると琵琶湖の船着き場があります。正門は琵琶湖に向かって建てられています。歩いて行く場合は、3キロほどの山道を登ります。この山道を重機は入ることはできません。
台風被害が多かったため、住宅が最優先されます。阿闍梨摩様とお弟子さんは、人力で枝を落とし、鐘楼を添え木をして支え、お護摩や様々なご用の合間を見つけお片付け作業に追われているそうです。そのような中、遠路、私たちの願いをお不動様に届けに来てくださいました。
忍野村でも、2日間停電してしまった家もあり、不自由な生活に心が折れそうになった方もいました。けれども、阿闍梨様にお加持いただいたことで、「頑張るぞ!」と思ったいう方もいらっしゃいました。
東円寺の役員さんを始めとします、お手伝いに来てくださっている方は、自発的にそれぞれの持ち場につき、お参りくださった方のおもてなしをしてくださっていました。様々な思いが重なり、心温かな「不二の祈り」という行事をさせていただけています。
明日から天気が崩れてしまうという予報通り、今日はとても良い天気に恵まれました。皆様の願いがお不動様に届いたことと思います。また、自然災害によって多くの尊い命が奪われ、被災され日常生活が困難な方も大勢いらっしゃいます。
阿闍梨様の御祈祷から感じられることは、様々な方を思いながら祈りを捧げていらっしゃるお姿でした。今年も尊い時間を頂戴して、「不二の祈り」は無事円成しました。
平成29年 不二の祈り
2017-10-03
今年は、回峰行者の祖相応和尚一千百年御遠忌の年です。回峰行者である阿闍梨様は、比叡山で行われる様々な行事の要となってお忙しくされていました。
そのようにお忙しいところを、様々な人々の祈りを捧げていただきました。護摩祈祷後、御加持をいただき、特別な時間を過ごさせていただきました。