寺庭のつぶやき(2010年)

 

一段落・・

2010-11-21
 葬儀、法事などなど、今日も住職は分刻みの仕事を無事に終わらせることができました。その状況でも、旧保育園園舎の解体工事に向けての片付けをして行かなくてはいけません。
 片付けをする度に思うことは、着ない洋服は、知り合いにあげたり、古着屋やフリーマーケットなどに出してしまうことをお勧めします。大切な物は、保存方法を考えて、いつでも綺麗な状態でいられるように、工夫することが大切です。誰が見ても、よく分かるようにすると、必要な時に探す手間がかかりません。
 片付けの鉄則は、「今・・」です。「後で・・」は厳禁です。忘れてしまったり、忙しいからと言う人は、特に片付けが後回しになり、溜まってしまいます。忙しい人ほど、「使ったら、元の場所に戻す」ことが大切です。毎日、自分に言い聞かせている言葉です。
 明日からまた、少しずつ片づける予定です。一段落ついたら、また、一仕事です。

−7℃???

2010-11-20
 昨日朝の外気温は、−7℃だったそうです。東円寺は、山に囲まれているせいか、忍野村の中でも気温が1・2度高いようで、−5℃でしたが、11月にこの冷え込みでは、真冬はどうなってしまうのでしょう?
 昨日の富士山は、本当に美しい、「これぞ富士山」でしたが写真に撮ることができませんでした。今朝の写真ですが、それなりに撮れていると思います。
 

りんごジャム

2010-11-19
りんごジャム
大根の酢漬け
 りんごジャムを作る季節になりました。何故、りんごジャムを作るようになったのか?仏様のお供え物に供えられる頻度が、りんごは高いからです。3年ほど前までは、近所やお参りに来て下さった檀家さんに、お配りしていました。家族だけで食べきれる量ではないからです。
 また、お歳暮には、りんごを箱でいただきますが、やはり食べ切れません。そこで、りんごジャムを作ることにしました。なかなか美味しくできたので、春のお地蔵様のお祭りに、手作りのりんごジャムをバザーに出させていただきました。好評でした。とても嬉しくて、神奈川のお寺さんの初巳弁才天のお祭りにもりんごジャムを持っていくことになりました。
 手間をかけずに、りんごを袋に入れて売ってみようかなどの意見もありましたが、そのままでは、あまりにも味気ないと思いました。手間をかけることで、仏様にくださった人の気持ちを形に出来ることを、嬉しく思っています。
 大根は、塩漬けにしてありました。水が上がったので、酢漬けに漬けかえました。美味しく出来ると良いのですが・・・
 

自己嫌悪・・

2010-11-18
 今朝早く、事故で亡くなられた方のご主人が、埋葬許可証を持ってこられました。朝茶を出してお話を伺いました。住職は、学校に行く時間が迫っていたので、「忘れ物は無い?気をつけて。」と声をかけると、出かけて行きました。その会話を聞いていたご主人は、「奥さんが亡くなったことが、まだ信じられない。けれど、こうして座っていても、お茶は出てこない。出かけるときに、声をかけてもらえない。何がどこにあるのかわからない。胸にぽっかり、穴が開いたようだ。」と言われます。
 深い悲しみを抱えた人を目の前にしているのに、ありきたりの言葉しか浮かんできません。話をすればするほど、寂しい気持ちを深めてしまっているような錯覚を覚えます。
 不思議な現象で、葬儀は続きます。住職が出かけるときに、「忘れ物は無い?」と聞いたのに、携帯電話を忘れてしまったそうです。学校から「携帯電話を忘れてしまったから、何かあったら、学校に電話をしてくれ。」と連絡がありました。虫の知らせでしょうか?その電話から30分も経たないうちに、葬儀の連絡がありました。
 2件葬儀が続いただけですが、何気に「坊主丸儲けだな。」と言われて、ムッとしてしまい、「葬儀も無いと、お寺も維持管理できないのよ。」と言ってしまいました。「そんなことを、言うもんじゃない。」と言われ、「先にひどい事を言ったのはあなたでしょ。」と思ったりしましたが、すぐに冷静になり考えてみると、2件目の葬儀は、事故死した方だったこともあり、ムッとしたことに大人げなかったなと、反省したり、気の利いた言葉一つ話す事のできない自分に、自己嫌悪です。
 ある人が、「和尚、お経を上げるのは和尚の仕事だろ。何故、金を払わなくてはいけないんだ。」と言ったそうです。仕事と考えると、お金を払うことが当たり前です。しかし、お経を上げることに対しての感覚は、一般的な仕事とは少し違っているようです。しかし、仕事と考えるなら、電気屋さんに、電気の配線工事を頼むこと、植木屋さんに植木を刈ってもらうことも、法事や葬儀をすることも同じではないかと思います。違っていることは、目に見えないものに向かっていることです。誰でも出来ることではありません。そのことを、想像できない、理解していただけなのは、残念なことです。
 葬儀のときに頂くお布施は、葬儀という儀式に対してのお礼と考えて頂きたいものです。「あの世に旅立つ人が、いいところに行けますように」と心を込めてお経を上げています。理解していただけないことを分かっていても、一言二言、理不尽なことを言われると、過剰に反応してしまう懐の狭さに、自己嫌悪です。

大根・・

2010-11-17
 忙しいさなかに、親戚から頂いた野菜は、漬物用のお野菜でした。鳴沢菜、白菜、大根でした。葬儀も終わり、一息つく間もなく、漬け物を漬ける事になりました。菜っ葉類は、住職が担当ですが、大根は、私(寺庭)の担当です。大根は、手間がかかります。今日は、大根を洗って皮をむき、塩漬けにします。重しをして水が上がったら漬け変えます。酢漬けを予定しています。
 富士山に雪が降った影響から、今日の外気温は一段と低く、水温の方が高かったようです。山中湖で昨日は、雪が舞ったそうです。冬の準備が、着々と進んでいます。