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寺庭のつぶやき(2011年)

繋がっている・・・

2011-04-02
 私は、お寺という宗教施設に住まわせていただいています。在家(一般のお宅)の方達とは、感覚が違います。どのように違いが・・というと、特に食物、お米、お野菜、お肉、果物、乾物、調味料に至るまで、お檀家さんがお供え、または、何かしらで持ってきてくださいます。有り難いことです。しかし、当たり前になってしまいます。当たり前に感じることは、怖いと思っています。檀家さんが持って来てくださる、お寺を思う気持ちに、感謝の心を持っていたいと思っています。

 私には、尊敬するお坊さんがいらっしゃいます。東円寺の比叡山団参(比叡山に団体でお参りに行くこと)に講演会をお願いしたことからのお付き合いです。雲の上のような存在で、快く講演を引き受けてくださったことに感動しました。貴重な時間をいただきましたが、その感謝の気持ちをどのように表せばいいのか・・・考えた末、毎月の縁日に、果物などをお供えすることにしました。約2年続いています。3月は、果物とお手紙書きました。大きな地震がありましたが、被害はほとんどありませんでした。住職初め、家族は皆無事です。仏様のご加護以外のなにものでもないと思います。お守りいただいたお礼と、震災で亡くなられた方のご供養と、一日も早い復興を祈願していただきました。供養の証に、毎回、お線香を送って下さいます。印刷されたお礼文も添えられています。文末に「ご無事でなによりでした。安堵しました。」と書かれてありました。とても嬉しくて、繋がっていると感じるだけで、幸せな気持ちになりました。

 毎月、このようなことをしていると、お檀家さんが持って来てくださる、様々なものにたいして、とても感謝することができます。迷いながら選んでくださったことを思うと、感謝の気持ちでいっぱいになります。今日も、当たり前な一日に感謝です。
天台宗 東円寺
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