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寺庭のつぶやき(2011年)

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少しずつ春が・・

2011-04-06
 暑さ寒さも彼岸まで・・・と言いますが、今年は、お彼岸が過ぎても、忍野村では、朝晩、めちゃくちゃ冷え込んでいました。今日は、穏やかな一日で、日中は気温も上がり、やっとウール素材の洋服をしまうことができそうです。
 気温が上がらないので、体が4月だと認識していないようで、東円寺子育て地蔵尊大祭までの日が迫ってきました。一昨日、ポスターを作っていただきました。気持ちだけが焦り、準備はなかなか進んでいません。本当にまずい状況です。明日から、本格的にお地蔵様のお祭りの準備に取りかかりたいと思います。

 4月といえば、入学式です。忍野村の小中学校は、今日入学式でした。東円寺の寺子屋塾の生徒達も、4名中学生です。入学式の前に、晴れ姿を見せに来てくれました。恥ずかしそうにしていましたが、制服姿がとても素敵で、大人になったことを感じました。楽しい学生生活を送れるように願いました。

選挙・・

2011-04-05
 山梨県でも、県議会選挙が10日にあります。今月24日には、忍野村村議会選挙があります。自粛ムードの中、どのような候補を選んだらいいのか。大きな争点となる、政策がみえないまま、選挙戦に入ってしまいました。
 山梨県としても、忍野村でも、富士山文化世界遺産候補地として、今年は正念場です。しかし、富士山世界文化遺産を推進することを政策として掲げても、有権者がそれを望んでいるかどうか、とても難しい問題です。
 山梨県の富士山世界遺産課の担当者は、ここまで県の政策として推進してきたので、世界遺産になってほしいとお話しされていました。

 今回震災でも考えさせられる、行政のあり方。縦割りの難しさ。日本人独特の、人の顔を立てるといった習慣。福島原子炉の事故も、大きな事故を想定した、危機管理体制ができていないことも、戦後の復興後、高度成長の頃のままの旧体制が、敏速な事故対応に繋がらなかったのだと想像します。

 このままでいいのか?という、問題意識を、私たち一人一人が持つことこそが、家庭を豊かにし、地域を豊かにし、国が豊かになるのだと私は思います。心落ち着かないまま、選挙がありますが、責任を持って、投票したいと思います。

ほぼ完成・・・

2011-04-04
千羽鶴・・
願掛け地蔵
 千羽鶴ほぼ完成しました。人々の思いの詰まった、祈りの形です。
 
 震災の被災者への思いは、人それぞれです。今日は、遅くなってしまいましたが、入学祝いの買い物に行きました。毎年、小学校に入学する親戚には、リュックをお祝いに送ることを決めています。購入するお店も決まっています。3月半ば頃の恒例行事です。今年は、震災の自粛ムード、また、計画停電などもあり、今日になりました。
 夕方、小田原のロビンソン百貨店に向かいました。夕飯は、ロビンソン百貨店からほど近い、中華料理店に行くことも決まっています。「創作中華虎蔵」というお店です。ここの、辛みそば(酢の入ったラーメン)がめちゃめちゃ美味しくて、買い物なのか、食事に行くことがメインなのか分からないほどです。
 被災されている人を思うと、美味しい物を食べることに、罪悪感を感じます。お会計の所に、義援金箱が置いてありました。おつりを少し、寄付させていただきました。お店のご主人に聞くと、自粛ムードのため、お客さんは少ないそうです。しかし、自分達に出来ることは、何か考えたとき、日本酒を一律500円にして、その売り上げを、被災地に寄付することを決めたそうです。様々なところで、一人一人が助け合おうとする取り組みがあることに、感動しました。

震災の影響が・・

2011-04-03
 今日は、住職の従兄弟のお母様の23回忌の法要がありました。ご家族と、私たち家族で供養させていただきました。食事をしながら、楽しい会話といいたいところですが、話題の中心は震災のことでした。従兄弟も教育者なので、生徒の安全確保について議論していました。とっさの判断力は、日々の生活の積み重ねであると・・・その判断によって、生死が分かれた事を、今回の震災で証明されてしまいました。
 
 私は、この法要後、震災前の予定では、京都にお花の勉強のため、4月4日、5日と池坊研修学院に入学予定でした。震災の復興など、様々なことを考慮して延期になりました。5月からの開講になりました。2012年、池坊は550年を迎えます。節目の年です。
 お花やお茶といえば、日本の伝統文化です。お稽古をしていると聞くだけで、お嬢様、奥様と先入観がありますが、私が習うことができているので、やる気さえあれば、誰にでもできる楽しいお稽古です。私は、必要に迫られ習うことになりました。しかし、伝統文化と言うだけに、歴史を知ると、お花の型、お茶の作法すべてに深い意味があることに気がつくと、とてもおもしろくなってきました。おもしろいと感じるように、生徒を暖かい心で見つめてくださっている先生の忍耐は、すばらしいと感じます。この、ご恩に報いるには、私も習う側から、教える側に立ってほしいと先生は言われます。まずは、自分が成長する方法を考えなくてはいけません。
 私事ですが、娘が家に入ってくれことが決まったので、自分を磨く絶好のチャンスと思い、今年は、チャレンジの年、勉強する年にしたいと思っています。

繋がっている・・・

2011-04-02
 私は、お寺という宗教施設に住まわせていただいています。在家(一般のお宅)の方達とは、感覚が違います。どのように違いが・・というと、特に食物、お米、お野菜、お肉、果物、乾物、調味料に至るまで、お檀家さんがお供え、または、何かしらで持ってきてくださいます。有り難いことです。しかし、当たり前になってしまいます。当たり前に感じることは、怖いと思っています。檀家さんが持って来てくださる、お寺を思う気持ちに、感謝の心を持っていたいと思っています。

 私には、尊敬するお坊さんがいらっしゃいます。東円寺の比叡山団参(比叡山に団体でお参りに行くこと)に講演会をお願いしたことからのお付き合いです。雲の上のような存在で、快く講演を引き受けてくださったことに感動しました。貴重な時間をいただきましたが、その感謝の気持ちをどのように表せばいいのか・・・考えた末、毎月の縁日に、果物などをお供えすることにしました。約2年続いています。3月は、果物とお手紙書きました。大きな地震がありましたが、被害はほとんどありませんでした。住職初め、家族は皆無事です。仏様のご加護以外のなにものでもないと思います。お守りいただいたお礼と、震災で亡くなられた方のご供養と、一日も早い復興を祈願していただきました。供養の証に、毎回、お線香を送って下さいます。印刷されたお礼文も添えられています。文末に「ご無事でなによりでした。安堵しました。」と書かれてありました。とても嬉しくて、繋がっていると感じるだけで、幸せな気持ちになりました。

 毎月、このようなことをしていると、お檀家さんが持って来てくださる、様々なものにたいして、とても感謝することができます。迷いながら選んでくださったことを思うと、感謝の気持ちでいっぱいになります。今日も、当たり前な一日に感謝です。
天台宗 東円寺
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