
観音堂建立について
東円寺には文保元年(1317年)「丹後国住人 運慶法印曾孫石見静存」と言う仏師により造られた、村指定重要文化財の聖観音像があります。
忍草浅間神社には、三体の御神像があります。この三神像は、国指定重要文化財に指定されています。
聖観音像と、三神像は同じ仏師により造られました。幕末までは、浅間神社の境内の観音堂(庁屋)に安置されていましたが、明治の神仏分離により、聖観音像は東円寺に遷座され、観音堂は社務所に変わってしまいました。以来、140余年間、聖観音様のお堂がありませんでした。
この度、2017年には、聖観音像造像700年にあたりますので、記念事業として観音堂の再建を発願し、2022年(令和4年)11月3日に落慶を迎えました。
~観音堂落慶法要~
天台宗 忍草山 大日院 東円寺
〒401-0511 山梨県南都留郡忍野村忍草村38
TEL 0555-84-4114