地獄図
東圓寺の地獄図は、年号などがない為に、どのくらい前のものか分かりません。しかし、この地獄図を見た時、感じることがあると思います。初めて目にした時には、衝撃的でしたが、10人目の五道転輪王の解説を読み納得しました。
地獄図は、怖いものではなく、人が生きるための戒めとして、知っておくことも大切ではないかと思います。
地獄図は、怖いものではなく、人が生きるための戒めとして、知っておくことも大切ではないかと思います。
↓写真をクリックすると拡大表示されます↓
仏像
東円寺には村指定重文の聖観音像の他にも、古い仏像があります。ここにその代表的な仏像を載せました。
↓写真をクリックすると拡大表示されます↓
不動明王
東円寺には、明治11年3月に書かれた不動尊永代護摩連名簿が残っています。前文には、不動尊は昔、江戸の某が富士山一合目の鈴原に安置されたもので、そのことは多くの人の知るところである。明治の(廃仏毀釈の)ため山から降ろされ、上吉田(富士吉田)の稲田氏、小佐野氏、持田氏三名がお堂を建てて祀っていました。ある日、稲田氏はこの不動像が「私は、忍草山(東円寺)に移りたい」と云う不思議な夢を見ました。驚いて他の二人にも話したところ、他の二人も同じ夢を見たと言います。そこで昨年(明治10年か)不動尊を東円寺に安置した。と書かれています。詳しくは、富士吉田市歴史民族博物館だより(MARUBI28号)に紹介されています。
時代は移り変わりましたが、現在も毎年1月28日には、東円寺の本堂で護摩を焚き、交通安全や除災招福を祈願しています。
時代は移り変わりましたが、現在も毎年1月28日には、東円寺の本堂で護摩を焚き、交通安全や除災招福を祈願しています。