忍野村の小正月行事は、道祖神祭です。子供たちの健やかな成長を祈る祭りです。そのため、お祭りの主役は子供たちです。５年生から中学２年生が祭りを取り仕切っています。１３日に朝飾り付けをして１６日に取り壊し、最後はどんど焼きをして祭りが終わります。地区ごとに趣向を凝らしています。
富士山の写真を提供してくださった天野保吉さんより、道祖神の写真も提供していただきました。

 今年も、道祖神祭が盛大に行われています。天野保吉さんは、毎年、各部落を回り歩き、道祖神の記録写真を写してくださっています。忍草の伝統を子孫に残したいという強い思いから、様々な行事の写真を撮ってくださっています。

　今年は、雪が降っていないので、富士山の雪も少なく感じます。寒さは、例年通り、厳しいので、青い空に富士山が映えます。忍草の道祖神は、竹に色とりどりの折り紙が、角度によっては富士山を飾っているようにも見ることができます。

　余談ですが、忍草には、かぐや姫伝説があります。お話しをすると長くなってしまうので、何かの機会に詳しく・・と思っていますが、道祖神の飾りと、青空に富士山。天野保吉さんの写してくださる写真を見ていると、かぐや姫伝説も、まんざらではないのかも・・と思ったりします。

　今年は少し手抜きをさせていただき、どの部落の道祖神なのか？昨年の写真を見ながら、楽しんでください。